次の方法で共有


XML スキーマの要素

XML スキーマ定義言語 (XSD) 要素の説明を次の表に示します。

要素 説明
all グループ内の要素をコンテナ要素内に任意の順序で含める、または含めないようにできます。
annotation 注釈を定義します。
any 指定した名前空間の任意の要素をコンテナ sequence 要素またはコンテナ choice 要素内に含めることができます。
anyAttribute 指定した名前空間の任意の属性をコンテナ complexType 要素またはコンテナ attributeGroup 要素内に含めることができます。
appinfo アプリケーションによって使用される情報を annotation 要素内で指定します。
attribute 属性を宣言します。
attributeGroup 一連の属性宣言をグループ化して、複合型定義にグループとして組み入れることができるようにします。
choice 選択したグループに含まれている要素のうちの 1 つだけをコンテナ要素内に含めることができます。
complexContent 混合コンテンツを含むかまたは要素だけを含む複合型に対する拡張または制限を含めます。
complexType 属性セットと要素のコンテンツを決定する複合型を定義します。
documentation ユーザーが読む (または使用する) 情報を annotation 要素内に指定します。
element 要素を宣言します。
extension (simpleContent) simpleContent の拡張を定義します。指定された属性、属性グループ、または anyAttribute を追加することによって、単純コンテンツを持つ単純型または複合型を拡張します。
extension (complexContent) complexContent の拡張を保持します。
field ID 制約 (uniquekeykeyref の各要素) を定義するために使用される値 (または値の 1 つ) を指定する XML パス言語 (XPath) 式を指定します。
group 一連の要素宣言をグループ化して、複合型定義に 1 つのグループとして組み入れることができるようにします。
import コンテナ スキーマによって参照されるスキーマ コンポーネントが含まれている名前空間を識別します。
include 指定したスキーマ ドキュメントをコンテナ スキーマの対象名前空間にインクルードします。
key 属性の値または要素の値 (または値セット) が指定したスコープ内のキーである必要があることを指定します。キーのスコープは、インスタンス ドキュメント内のコンテナ element です。キーは、一意であり、null 値を許容せず、常に存在する必要があります。
keyref 属性の値または要素の値 (または値セット) が、指定した key 要素または unique 要素の値と対応することを指定します。
list 1 つの simpleType 定義のコレクションを定義します。
notation XML ドキュメント内の XML 以外のデータ書式を記述する表記を保持します。XML スキーマ表記の宣言は、XML 1.0 NOTATION 宣言の再構築となります。
redefine 外部スキーマ ファイルから取得する単純型、複合型、グループ、および属性グループを現在のスキーマ内で再定義できます。
restriction (simpleType) simpleType 定義の制約を定義します。
restriction (simpleContent) simpleContent 定義の制約を定義します。
restriction (complexContent) complexContent 定義の制約を定義します。
schema スキーマの定義を保持します。
selector ID 制約 (uniquekeykeyref の各要素) 用の要素セットを選択する XPath 式を指定します。
sequence グループ内の要素がコンテナ要素内で指定したシーケンスで使用されることを要求します。
simpleContent コンテンツとして文字データまたは simpleType 要素を含む complexType 要素に対する拡張または制限を保持し、要素は保持しません。
simpleType 単純型を定義します。単純型は、属性値またはテキストだけのコンテンツを持つ要素に対する制約や情報を決定します。
union 複数の simpleType 定義のコレクションを定義します。
unique 指定したスコープ内で、属性値または要素値 (あるいは属性値または要素値の組み合わせ) が一意である必要があることを指定します。値は一意または null である必要があります。

参照

XML スキーマ リファレンス (XSD) | XML データ型リファレンス | プリミティブ XML データ型 | 派生 XML データ型 | データ型のファセット