1 つの simpleType 定義のコレクションを定義します。
<list
id = ID
itemType = QName
{any attributes with non-schema Namespace}...>
Content: (annotation?, (simpleType?))
</list>
属性
id
この要素の ID。id の値は ID 型である必要があり、この要素を含んでいるドキュメント内で一意である必要があります。省略可能です。
itemType
組み込みデータ型の名前か、またはこのスキーマ (または指定した名前空間によって示される別のスキーマ) に定義されている simpleType 要素の名前。list 要素を含む simpleType は、list 値で指定した単純型から派生します。list 値は限定名 (QName) である必要があります。simpleType 要素の子要素と itemType 属性は、同時には使用できません。itemType は、コンテンツが simpleType 要素の場合は使用できません。それ以外の場合は必須です。
要素情報
出現回数 | 1 回 |
親要素 | simpleType |
子要素 | annotation、simpleType |
解説
データ型がリスト データ型から派生されている場合は、次の入力規則ファセットを使用できます。
length の単位は、リスト項目の数です。たとえば、次の例では、maxLength を 5
に設定して、derivedlistOfIntegers データ型のインスタンス内の項目数をこのリストの 5 項目に制限しています。リストの制限は他の要素で使用される制限とは異なることに注意してください。
リストは、常に空白で区切られます。たとえば、"books" "magazine articles" "technical newspapers and business journals"
の 3 つの単純型の列挙体からリストを派生させると、3 つの文字列のリストではなく、8 つの文字列のリスト "books", "magazine", "articles", "technical", "newspapers", "and", "business", "journals"
が生成されます。
例
指定できる項目の最大数が 5 の整数リストである simpleType の例を次に示します。
<xs:simpleType name='derivedlistOfIntegers'>
<xs:restriction base='listOfIntegers'>
<xs:maxLength value='5'>
</xs:restriction>
</xs:simpleType>
例
整数リストである simpleType の例を次に示します。
<xs:simpleType name='listOfIntegers'>
<xs:list itemType='integer'/>
</xs:simpleType>
例
型属性 listOfIntegers を持つ要素のインスタンスの例を次に示します。リスト内の各項目は integer 型であり、空白 (ここではスペース) で区切られています。
<myelement listOfIntegers='1 100 9 4000 0'>
参照
XML スキーマ リファレンス (XSD) | XML スキーマの要素
詳細については、http://www.w3.org/TR/2001/REC-xmlschema-2-20010502/#derivation-by-list で、W3C『XML Schema Part 2: Datatypes Recommendation』を参照してください。