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Factoid クラス

このクラスは、定義済みの擬似事実識別子を含みます。このクラスは継承できません。

名前空間 :  Microsoft.Ink
アセンブリ :  Microsoft.Ink (Microsoft.Ink.dll 内)

構文

'宣言
Public NotInheritable Class Factoid
'使用
Dim instance As Factoid
public sealed class Factoid
public ref class Factoid sealed
public final class Factoid
public final class Factoid

解説

ms583657.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

ラテン スクリプトの認識エンジンについては、このクラスで定義された擬似事実は、下位互換のためにのみ提供されています。新しく開発する場合、InputScope で定義された値の使用をお勧めします。詳細については、「Using Context to Improve Accuracy」を参照してください。

これらの識別子を使用して、認識時に使用する擬似事実を指定します。

次の擬似事実の組み合わせは、西洋言語でのみサポートされます。これらは個別の定義はありませんが、擬似事実を使用するオブジェクトの Factoid プロパティに入力が許される文字列リテラルです。これらの擬似事実文字列定数を使用すると、入力は式中の擬似事実のいずれかと一致します。

組み合わせ

定義

"WEB|WORDLIST"

Web 擬似事実または単語リスト。

"EMAIL|WORDLIST"

Email 擬似事実または単語リスト。

"FILENAME|WEB|WORDLIST">

Filename 擬似事実か Web 擬似事実、または単語リスト。

InkEdit コントロールを使用している場合は、擬似事実をコントロールのプロパティとして設定できます。

mInkEdit.Factoid = Factoid.Hiragana
mInkEdit.Factoid = Factoid.Hiragana;

Tablet PC プラットフォーム API を使用している場合は、RecognizerContext オブジェクトで Factoid プロパティを設定できます。

mRecognizerContext.Factoid = Factoid.PostalCode
mRecognizerContext.Factoid = Factoid.PostalCode;

または、実際の擬似事実文字列定数を使用して、このプロパティを設定することもできます。

mRecognizerContext.Factoid = "POSTALCODE"
mRecognizerContext.Factoid = "POSTALCODE";
ms583657.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

擬似事実文字列定数は、大文字と小文字が区別されます。擬似事実とその使用方法の詳細については、「Using Context to Improve Accuracy」を参照してください。特定の言語で擬似事実を使用できるかどうかを確認するには、「Supported Factoids from Version 1」を参照してください。

継承階層

System.Object
  Microsoft.Ink.Factoid

スレッド セーフ

この型のすべてのパブリック static (Visual Basic では Shared) メンバは、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

Windows Vista

.NET Framework および .NET Compact Framework では、各プラットフォームのすべてのバージョンはサポートしていません。サポートされているバージョンについては、「.NET Framework システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework

サポート対象 : 3.0

参照

参照

Factoid メンバ

Microsoft.Ink 名前空間

RecognizerContext.Factoid

InkEdit.Factoid

その他の技術情報

Using Context to Improve Accuracy

Supported Factoids from Version 1