Team Foundation バージョン管理の変更セットを使用すると、単一のチェックイン操作に関する情報を保存および検索できます。 保留中の変更をチェックインすると、ファイルおよびフォルダーのリビジョンに関する情報、作業項目に関連するリンク、チェックイン メモ、コメント、ポリシー準拠、システムのメタデータ (所有者名やチェックイン日時など) が保存された変更セットが作成されます。
このトピックの内容
必要なアクセス許可
この手順を実行するには、検索するファイルの少なくとも 1 つの [読み取り] のアクセス許可が [許可] に設定されている必要があります。 詳細については、Microsoft Web サイトの「Team Foundation Server のアクセス許可」を参照してください。
変更セットの詳細情報の表示
1 つまたは複数の変更セットについて次の履歴情報を取得できます。
変更されたファイル
変更個所
ファイルを変更したユーザー
チェックイン コメントの内容
変更セットに関連付けられている作業項目
表示されるポリシーの警告
変更セットに関する情報を表示するには
プロジェクト エクスプローラーまたはパッケージ エクスプローラーで、任意の場所を右クリックし、[チーム] をポイントして、[変更セットに移動] をクリックします。
[変更セットに移動] ダイアログ ボックスが表示されます。
次のいずれかのタスクを実行します。
[変更セット] に変更セットの番号を入力し、[OK] をクリックします。
指定した変更セットの詳細が表示されます。
[検索] をクリックし、変更セットを検索してその詳細を表示します。 変更セットの検索方法の詳細については、「変更セットの検索」を参照してください。
コマンド プロンプトから変更セットに関する情報を表示するには
コマンド プロンプトを開きます。
「tf changeset ChangesetNumber」と入力し、Enter キーを押します。 ChangesetNumber は、情報を表示する変更セットの番号に置き換えます。
changeset コマンドの詳細については、Microsoft Web サイトの「Changeset コマンド」を参照してください。
変更セットからの以前のバージョンのファイルの取得
特定のバージョンのファイルを取得できる方法の 1 つとして、特定の変更セットに送信されたバージョンを取得します。 特定のバージョンのファイルを取得できるその他の方法については、「ワークスペース内のファイル バージョンの更新 (Team Explorer Everywhere)」を参照してください。
変更セットに送信されたファイルのバージョンを取得するには
次のいずれかのタスクを実行します。
ソース管理エクスプローラーを開きます。 詳細については、「ソース管理エクスプローラーの使用 (Team Explorer Everywhere)」を参照してください。
ソース管理エクスプローラーで、ローカル ワークスペースでバージョンを更新するフォルダーまたはファイルを右クリックして、[特定バージョンの取得] をクリックします。
プロジェクト エクスプローラーまたはパッケージ エクスプローラーで、ファイルまたはフォルダーを更新する Eclipse プロジェクトを展開します。 更新するファイルまたはフォルダーを右クリックし、[チーム] をポイントして、[特定バージョンの取得] をクリックします。
[取得] ダイアログ ボックスが表示されます。
[バージョン] の一覧で [変更セット] をクリックします。
[変更セット] フィールドが表示されます。
次のいずれかのタスクを実行します。
[変更セット] に、変更セットの番号を入力します。
参照ボタン (...) をクリックして、変更セットを検索します。 詳細については、「変更セットの検索」を参照してください。
[取得] をクリックします。
指定された変更セットに送信されたファイルのバージョンは、ローカル フォルダーに取得されます。
変更セットに送信されたファイルのバージョンをコマンド プロンプトから取得するには
コマンド プロンプトを開きます。
次のいずれかのタスクを実行します。
クローク解除されたすべての項目のバージョンを、変更セットが作成されたときにサーバーに存在していたのと同じ状態でサーバーから取得するには、「tf get -version:CChangesetNumber」と入力して、Enter キーを押します。 たとえば、「tf get -version:C1999」のように入力します。
クローク解除された単一の項目のバージョンを、変更セットが作成されたときにサーバーに存在していたのと同じ状態でサーバーから取得するには、「tf get Filename;CChangesetNumber」と入力し、Enter キーを押します。 たとえば、「tf get Class1.java;C1999」のように入力します。
get コマンドの詳細については、Microsoft Web サイトの「Get コマンド」を参照してください。
変更セットの検索
変更セットを検索すると、変更セットの詳細を表示したり、必要に応じて、特定のバージョンの 1 つ以上のファイルを取得したりすることができます。 この手順では、[変更セットの検索] ダイアログ ボックスが表示されていることを前提としています。 [変更セットの検索] ダイアログ ボックスを開く方法については、「変更セットの詳細情報の表示」または「変更セットからの以前のバージョンのファイルの取得」を参照してください。
変更セットを検索するには
プロジェクト エクスプローラーまたはパッケージ エクスプローラーで、任意の場所を右クリックし、[チーム] をポイントして、[変更セットに移動] をクリックします。
[変更セットに移動] ダイアログ ボックスが表示されます。
[変更セット] で、[検索] をクリックします。
[変更セットの検索] ダイアログ ボックスで、次のいずれかの方法を使用して変更セットを検索できます。
[含んでいるファイル] に、ファイル名を入力します。
[参照] をクリックして、ファイルを探すこともできます。
[ユーザー] に、チーム メンバーの名前を入力します。
[範囲] で、ファイル、ユーザー、またはその両方について検索する対象の変更セットを指定します。
[すべての変更] すべての変更セットを検索します。
[変更セット番号] 特定の範囲の番号を持つ変更セットを検索します。 [変更セット番号] をクリックし、検索する変更セット番号の範囲を入力します。
[作成日] 特定の期間中に作成された変更セットを検索します。 [作成日] で、開始日と終了日を指定します。
[検索] をクリックします。
変更セットの詳細を表示するには、[結果] の一覧で変更セットをクリックし、[詳細] をクリックします。 変更セットの詳細に変更を加えて、[保存] をクリックします。
[取得] ダイアログ ボックスから [変更セットの検索] ダイアログ ボックスを開いた場合は、[OK] をクリックして、強調表示されている変更セットを、取得するファイルのバージョンとして承認します。 それ以外の場合は、[閉じる] または [キャンセル] をクリックします。
参照
その他の技術情報
保留中の変更内容の送信および取り消し (Team Explorer Everywhere)
Team Foundation Server ワークスペースの操作 (Team Explorer Everywhere)