バージョン管理されている 1 つ以上のファイルに変更を加えた場合、その変更の破棄が必要になったら、その保留中の変更を元に戻すことができます。 これは、変更が非常に危険であると考えられる場合、変更によって品質やパフォーマンスの新たな問題が発生することがテストでわかった場合などに行います。 既に変更をチェックインしていて、それを元に戻す場合は、変更をロールバックする必要があります。 Team Explorer Everywhere を使用して変更をロールバックすることはできません。 代わりに、Visual Studio のコマンド ライン クライアントを使用する必要があります。 詳細については、Microsoft Web サイトの「Rollback コマンド (Team Foundation バージョン管理)」を参照してください。
変更を元に戻す際に、変更されたすべてのファイルについて操作を確認するメッセージが表示されます。 次のいずれかの条件に該当する場合、メッセージは表示されません。
保留中の変更の種類が edit でない。
保留中の変更に作業フォルダー マッピングがない。 この現象は、マッピングが削除された場合にのみ発生します。
ファイルの内容がサーバーでの内容と変わらない。
このトピックの内容
必要なアクセス許可
これらの手順を実行するには、ワークスペースの所有者であるか、[他のユーザーの変更を元に戻す] のアクセス許可が [許可] に設定されている必要があります。 詳細については、Microsoft Web サイトの「Team Foundation Server のアクセス許可」を参照してください。
Eclipse 用の Team Foundation Server プラグインから保留中の変更を元に戻す
保留中の変更を元に戻すには、[保留中の変更を元に戻す] ダイアログ ボックスを開き、指定した変更を元に戻します。 [保留中の変更を元に戻す] ダイアログ ボックスは、複数の場所から開くことができます。
[保留中の変更を元に戻す] ダイアログ ボックスを開くには
[保留中の変更] ウィンドウで、破棄する変更を強調表示して、[保留中の変更] ツール バーの [元に戻す] をクリックします。
注意
[保留中の変更] ウィンドウの各項目に対応しているチェック ボックスの選択状態は無視されます。
プロジェクト エクスプローラーまたはパッケージ エクスプローラーで、変更を元に戻す項目を右クリックし、[チーム] をポイントして、[保留中の変更を元に戻す] をクリックします。
ソース管理エクスプローラーで、変更を元に戻すフォルダーまたはファイルを右クリックし、[保留中の変更を元に戻す] をクリックします。 ソース管理エクスプローラーを開く方法の詳細については、「ソース管理エクスプローラーを開く」を参照してください。
[保留中の変更を元に戻す] ダイアログ ボックスが表示されます。
保留中の変更を元に戻すには
[ファイル] ボックスで、対応するチェック ボックスがオンになっているすべての項目の変更を元に戻すことを確認します。
一覧表示されている 1 つ以上の項目への変更を元に戻さない場合は、対応するチェック ボックスをオフにします。
[変更を元に戻す] をクリックして、指定した項目への変更を元に戻します。
確認のダイアログ ボックスで、変更を確認、スキップ、または取り消します。
指定したファイルへの変更が破棄されます。
コマンド プロンプトから保留中の変更を元に戻す
コマンド プロンプトから変更を元に戻すときは、ファイルまたはフォルダーを指定する必要があります。 フォルダー内のチェックアウトされているファイルがわからない場合は、tf status を使用して保留中の変更を確認してから元に戻すことを検討してください。 詳細については、Microsoft Web サイトの「Status コマンド」を参照してください。
コマンド プロンプトから変更を元に戻すには
コマンド プロンプトを開きます。
変更を元に戻すファイルまたはフォルダーを含むフォルダーを参照します。
コマンド プロンプトで「tf undo ItemSpec」と入力します。ItemSpec には、変更を元に戻すファイルまたはフォルダーを指定します。入力したら Enter キーを押します。
Undo コマンドで使用できる完全な構文については、Microsoft Web サイトの「Undo コマンド」を参照してください。