グローバル スクリプト オブジェクトへの参照を取得します。グローバル スクリプト オブジェクトとは、フォームのプライマリ フォーム コード ファイルに含まれている関数およびグローバル変数を公開しているオブジェクトのことです。
名前空間: Microsoft.Office.Interop.InfoPath
アセンブリ: Microsoft.Office.Interop.InfoPath (microsoft.office.interop.infopath.dll 内)
構文
'宣言
<DispIdAttribute(11)> _
ReadOnly Property Extension As Object
'使用
Dim instance As _XDocument3
Dim value As Object
value = instance.Extension
[DispIdAttribute(11)]
Object Extension { get; }
プロパティ値
グローバル スクリプト オブジェクト (フォームのプライマリ フォーム コード ファイルに含まれている関数およびグローバル変数を公開しているオブジェクト) への参照。
コメント
Extension オブジェクトは、InfoPath フォームのスクリプト ファイルに実装されている関数およびグローバル変数を使いやすくするものです。通常はカスタム作業ウィンドウ、カスタム ダイアログ ボックス、または関数や変数への直接アクセスが必要な場合があるビューの XSL 変換 (XSLT) で使用します。
カスタム作業ウィンドウで Extension オブジェクトを使用するには、次の例に示すように、ダイナミック HTML (DHTML) ウィンドウ オブジェクトの DHTML 外部プロパティを使用して、XDocument オブジェクトへの参照を設定する必要があります。
objXDocument = window.external.XDocument;
例
次の例では、Extension プロパティを使用して、カスタム作業ウィンドウから InfoPath プロジェクト クラスの myCustomMethod というメソッドにアクセスしています。
//Custom method added to the project
public string myCustomMethod()
{
return "Method value";
}
カスタム作業ウィンドウから myCustomMethod メソッドにアクセスするには、DHTML window オブジェクトの DHTML external プロパティを使用します。
objXDocument = window.external.XDocument;
myString = objXDocument.Extension.myCustomMethod();
関連項目
参照
_XDocument3 インターフェイス
_XDocument3 のメンバ
Microsoft.Office.Interop.InfoPath 名前空間