この手順では、パッケージにログを追加し、パッケージ レベルのログ記録を構成し、ログ構成を XML ファイルに保存する方法について説明します。 ログはパッケージ レベルでのみ追加できますが、パッケージに含まれるコンテナーでのログを有効にするためにパッケージでログ記録を実行する必要はありません。
重要
Integration Services プロジェクトを Integration Services サーバーに配置した場合、パッケージ実行に対して設定したログ記録レベルは、SQL Server Data Tools (SSDT) を使用して構成したパッケージのログ記録レベルをオーバーライドします。
既定では、パッケージに含まれるコンテナーは、親コンテナーと同じログ構成を使用します。 それぞれのコンテナーのログ オプションの設定については、「 保存されている構成ファイルを使用してログ記録を構成する」をご覧ください。
パッケージ内でのログ記録を有効にするには
SQL Server Data Toolsで、目的のパッケージが含まれている Integration Services プロジェクトを開きます。
次に、 [SSIS] メニューの [ログ記録] をクリックします。
[プロバイダーの種類] 一覧からログ プロバイダーを選択し、 [追加] をクリックします。
[構成] 列で、接続マネージャーを選択するか、または [<新しい接続>] をクリックしてこのログ プロバイダーに適した種類の接続マネージャーを新しく作成します。 選択したプロバイダーに応じて、次のいずれかの接続マネージャーを使用します。
テキスト ファイル用には、ファイル接続マネージャーを使用します。 詳細については、「 File Connection Manager
SQL Server プロファイラー用には、ファイル接続マネージャーを使用します。
SQL Server用には、OLE DB 接続マネージャーを使用します。 詳細については、「 OLE DB 接続マネージャー」を参照してください。
Windows イベント ログ用には何も指定しません。 SSIS によってログが自動的に作成されます。
XML ファイル用には、ファイル接続マネージャーを使用します。
パッケージで使用するそれぞれのログについて、手順 3. ~ 4. を繰り返します。
注
パッケージでは、それぞれの種類で複数のログを使用できます。
必要に応じて、パッケージレベルのチェック ボックスをオンにします。次に、パッケージレベルのログ記録で使用するログを選択し、 [詳細] タブをクリックします。
[詳細] タブで、 [イベント] をオンにしてすべてのログ エントリのログを記録することを指定するか、または [イベント] をオフにしてイベントを個別に選択します。
必要に応じて、 [詳細設定] をクリックし、ログに記録する情報を指定します。
注
既定では、すべての情報がログに記録されます。
[詳細] タブで、[保存] をクリックします。[名前を付けて保存] ダイアログ ボックスが表示されます。 ログ構成を保存するフォルダーに移動し、新しいログ構成のファイル名を入力し、 [保存] をクリックします。
OK をクリックします。
更新したパッケージを保存するには、 [ファイル] メニューの [選択されたファイルを上書き保存] をクリックします。
こちらもご覧ください
Integration Services (SSIS) のログ記録
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