タスク バーのサムネイルを表示する方法に関する情報を表します。
継承階層
System.Object
System.Windows.Threading.DispatcherObject
System.Windows.DependencyObject
System.Windows.Freezable
Microsoft.Windows.Shell.TaskbarItemInfo
名前空間: Microsoft.Windows.Shell
アセンブリ: Microsoft.Windows.Shell (Microsoft.Windows.Shell.dll 内)
構文
'宣言
Public NotInheritable Class TaskbarItemInfo _
Inherits Freezable
public sealed class TaskbarItemInfo : Freezable
public ref class TaskbarItemInfo sealed : public Freezable
[<Sealed>]
type TaskbarItemInfo =
class
inherit Freezable
end
public final class TaskbarItemInfo extends Freezable
TaskbarItemInfo 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。
コンストラクター
名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() |
TaskbarItemInfo | TaskbarItemInfo クラスの新しいインスタンスを初期化します。 |
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プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() |
CanFreeze | オブジェクトを変更不可能な状態にできるかどうかを示す値を取得します。 (Freezable から継承されます。) |
![]() |
DependencyObjectType | このインスタンスの CLR 型をラップする DependencyObjectType を取得します。 (DependencyObject から継承されます。) |
![]() |
Description | タスク バー項目のツールヒントのテキストを取得または設定します。 |
![]() |
Dispatcher | この DispatcherObject が関連付けられている Dispatcher を取得します。 (DispatcherObject から継承されます。) |
![]() |
IsFrozen | 現在このオブジェクトが変更可能な状態であるかどうかを示す値を取得します。 (Freezable から継承されます。) |
![]() |
IsSealed | このインスタンスが現在シールされている (読み取り専用である) かどうかを示す値を取得します。 (DependencyObject から継承されます。) |
![]() |
Overlay | タスク バー ボタンのプログラム アイコン上に表示されるイメージを取得または設定します。 |
![]() |
ProgressState | プログレス インジケーターをタスク バー ボタンにどのように表示するかを示す値を取得または設定します。 |
![]() |
ProgressValue | タスク バー ボタンでプログレス インジケーターの完了状態を示す値を取得または設定します。 |
![]() |
ThumbButtonInfos | Window に関連付けられている ThumbButtonInfo オブジェクトのコレクションを取得または設定します。 |
![]() |
ThumbnailClipMargin | タスク バー サムネイルに表示されるアプリケーション ウィンドウのクライアント領域の一部を指定する値を取得または設定します。 |
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アタッチされるプロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() |
TaskbarItemInfo | ウィンドウに添付する TaskbarItemInfo を取得または設定します。 |
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メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() |
CheckAccess | 呼び出し元のスレッドがこの DispatcherObject にアクセスできるかどうかを確認します。 (DispatcherObject から継承されます。) |
![]() |
ClearValue(DependencyProperty) | プロパティのローカル値を消去します。消去するプロパティは、DependencyProperty 識別子で指定します。 (DependencyObject から継承されます。) |
![]() |
ClearValue(DependencyPropertyKey) | 読み取り専用プロパティのローカル値を消去します。消去するプロパティは、DependencyPropertyKey で指定します。 (DependencyObject から継承されます。) |
![]() |
Clone | Freezable の変更可能な複製を作成し、オブジェクトの値の詳細コピーを作成します。このメソッドは、オブジェクトの依存関係プロパティをコピーするときに、式はコピーしますが (これらは解決されなくなっている場合があります)、アニメーションやその現在の値はコピーしません。 (Freezable から継承されます。) |
![]() |
CloneCore | 基本プロパティ値 (アニメーション化されていない値) を使用して、インスタンスを、指定した Freezable の複製 (詳細コピー) にします。 (Freezable から継承されます。) |
![]() |
CloneCurrentValue | Freezable の現在の値を使用して、変更可能な複製 (詳細コピー) を作成します。 (Freezable から継承されます。) |
![]() |
CloneCurrentValueCore | プロパティの現在の値を使用して、インスタンスを、指定した Freezable の変更可能な複製 (詳細コピー) にします。 (Freezable から継承されます。) |
![]() |
CoerceValue | 指定した依存関係プロパティの値を強制します。これは、呼び出し元の DependencyObject の依存関係プロパティのプロパティ メタデータで指定されている CoerceValueCallback 関数を呼び出すことによって実現されます。 (DependencyObject から継承されます。) |
![]() |
CreateInstance | Freezable クラスの新しいインスタンスを初期化します。 (Freezable から継承されます。) |
![]() |
CreateInstanceCore | 派生クラスで実装された場合、Freezable 派生クラスの新しいインスタンスを作成します。 (Freezable から継承されます。) |
![]() |
Equals | 指定した DependencyObject が現在の DependencyObject と等しいかどうかを判断します。 (DependencyObject から継承されます。) |
![]() |
Finalize | オブジェクトがガベージ コレクションにより収集される前に、そのオブジェクトがリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。) |
![]() |
Freeze | 現在のオブジェクトを変更不可能な状態にして、その IsFrozen プロパティを true に設定します。 (Freezable から継承されます。) |
![]() |
FreezeCore | Freezable オブジェクトを変更不可能な状態にするか、変更不可能な状態にできるかどうかをテストします。 (Freezable から継承されます。) |
![]() |
GetAsFrozen | 基本プロパティ値 (アニメーション化されていない値) を使用して、Freezable の 固定されたコピーを作成します。コピーが固定されているため、参照によって任意の固定されたサブオブジェクトがコピーされます。 (Freezable から継承されます。) |
![]() |
GetAsFrozenCore | 基本プロパティ値 (アニメーション化されていない値) を使用して、インスタンスを、指定した Freezable の固定された複製にします。 (Freezable から継承されます。) |
![]() |
GetCurrentValueAsFrozen | 現在のプロパティ値を使用して、Freezable の固定されたコピーを作成します。コピーが固定されているため、参照によって任意の固定されたサブオブジェクトがコピーされます。 (Freezable から継承されます。) |
![]() |
GetCurrentValueAsFrozenCore | 現在のインスタンスを、指定した Freezable の固定された複製にします。オブジェクトに、アニメーション化された依存関係プロパティが存在する場合、現在アニメーション化されている値がコピーされます。 (Freezable から継承されます。) |
![]() |
GetHashCode | この DependencyObject のハッシュ コードを取得します。 (DependencyObject から継承されます。) |
![]() |
GetLocalValueEnumerator | どの依存関係プロパティがこの DependencyObject 上にローカルに設定された値を持つかを確認するための、専用の列挙子を作成します。 (DependencyObject から継承されます。) |
![]() ![]() |
GetTaskbarItemInfo | オブジェクトに対する TaskbarItemInfo 添付プロパティの値を取得します。 |
![]() |
GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。) |
![]() |
GetValue | DependencyObject のこのインスタンスにある依存関係プロパティの現在の有効値を返します。 (DependencyObject から継承されます。) |
![]() |
InvalidateProperty | 指定した依存関係プロパティの有効値を再評価します。 (DependencyObject から継承されます。) |
![]() |
MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。) |
![]() |
OnChanged | 現在の Freezable オブジェクトが変更されると呼び出されます。 (Freezable から継承されます。) |
![]() |
OnFreezablePropertyChanged(DependencyObject, DependencyObject) | 設定されたばかりの DependencyObjectType データ メンバーに対して、適切なコンテキスト ポインターが確立されていることを確認します。 (Freezable から継承されます。) |
![]() |
OnFreezablePropertyChanged(DependencyObject, DependencyObject, DependencyProperty) | このメンバーは、Windows Presentation Foundation (WPF) インフラストラクチャをサポートします。コードから直接使用するためのものではありません。 (Freezable から継承されます。) |
![]() |
OnPropertyChanged | DependencyObject の OnPropertyChanged 実装をオーバーライドして、Freezable 型の依存関係プロパティの変更に応答して任意の Changed ハンドラーも呼び出されるようにします。 (Freezable から継承されます。) |
![]() |
ReadLocalValue | 依存関係プロパティのローカル値が存在する場合に、そのローカル値を返します。 (DependencyObject から継承されます。) |
![]() |
ReadPreamble | Freezable が有効なスレッドからアクセスされていることを確認します。Freezable の継承側は、依存関係プロパティでないデータ メンバーを読み取る任意の API の開始時に、このメソッドを呼び出す必要があります。 (Freezable から継承されます。) |
![]() ![]() |
SetTaskbarItemInfo | オブジェクトに対する TaskbarItemInfo 添付プロパティの値を設定します。 |
![]() |
SetValue(DependencyProperty, Object) | 依存関係プロパティ識別子を指定して、該当する依存関係プロパティのローカル値を設定します。 (DependencyObject から継承されます。) |
![]() |
SetValue(DependencyPropertyKey, Object) | 読み取り専用の依存関係プロパティの DependencyPropertyKey 識別子を指定して、該当する依存関係プロパティのローカル値を設定します。 (DependencyObject から継承されます。) |
![]() |
ShouldSerializeProperty | シリアル化プロセスが、指定された依存関係プロパティの値をシリアル化する必要があるかどうかを示す値を返します。 (DependencyObject から継承されます。) |
![]() |
ToString | 現在のオブジェクトを表す文字列を返します。 (Object から継承されます。) |
![]() |
VerifyAccess | 呼び出し元のスレッドがこの DispatcherObject にアクセスできるように強制します。 (DispatcherObject から継承されます。) |
![]() |
WritePostscript | Freezable の Changed イベントを発生させ、その OnChanged メソッドを呼び出します。Freezable から派生するクラスは、依存関係プロパティとして格納されていないクラス メンバーを変更する任意の API の終了時に、このメソッドを呼び出す必要があります。 (Freezable から継承されます。) |
![]() |
WritePreamble | Freezable が固定されておらず、有効なスレッド コンテキストからアクセスされていることを確認します。Freezable の継承側は、依存関係プロパティでないデータ メンバーに書き込む任意の API の開始時に、このメソッドを呼び出す必要があります。 (Freezable から継承されます。) |
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イベント
名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() |
Changed | Freezable 、またはこれに含まれているオブジェクトが変更されると発生します。 (Freezable から継承されます。) |
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フィールド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() ![]() |
DescriptionProperty | Description 依存関係プロパティを識別します。 |
![]() ![]() |
OverlayProperty | Overlay 依存関係プロパティを識別します。 |
![]() ![]() |
ProgressStateProperty | ProgressState 依存関係プロパティを識別します。 |
![]() ![]() |
ProgressValueProperty | ProgressValue 依存関係プロパティを識別します。 |
![]() ![]() |
TaskbarItemInfoProperty | TaskbarItemInfo 依存関係プロパティを識別します。 |
![]() ![]() |
ThumbButtonInfosProperty | ThumbButtonInfos 依存関係プロパティを識別します。 |
![]() ![]() |
ThumbnailClipMarginProperty | ThumbnailClipMargin 依存関係プロパティを識別します。 |
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解説
TaskbarItemInfo クラスは、Windows 7 タスク バー機能のマネージ ラッパーを提供します。 Windows シェルおよびネイティブなタスク バー API の詳細については、「タスク バーの拡張機能」を参照してください。
Windows 7 タスクバーは、ステータスをユーザーと通信し、ウィンドウを最小化または非表示にするときの一般的なタスクを公開するために、タスク バーの項目を使用できるように拡張機能を提供します。 TaskbarItemInfo クラスにより公開される昨日は、Windows 7 より前のバージョンの Windows で使用できません。 TaskbarItemInfo クラスを使用するアプリケーションは、以前のバージョンの Windows で実行できますが、これらのタスク バーの拡張機能は以前のバージョンで使用できません。
Windows 7 では、タスク バー機能はユーザーの設定によっては使用できないことがあります。たとえば、Windows Aero が無効か、または昇格されたアクセス許可でアプリケーションを起動すると、タスク バー機能は使用できません。 アプリケーションは、Windows 7 のタスク バーの拡張機能に依存しないユーザーと対話する他の方法を提供する必要があります。
タスク バー右端の通知領域にあるプログラム アイコンは、通常、アプリケーションの状態をユーザーに知らせるために使用されます。 既定では、Windows 7 タスク バーでは、通知領域のプログラム アイコンが非表示になります。 ただし、メッセージング アプリケーションでオンライン状態などのステータスを通信するために、タスク バー ボタンにイメージを追加するには、Overlay プロパティを設定できます。 オーバーレイ イメージによりユーザーは、プログラムのアイコンが通知領域に表示されていない場合でも、アプリケーションの状態を確認できます。 ProgressState および ProgressValue プロパティを設定することでタスク バー ボタンにタスクの実行の進行状況を表示することもできます。
Windows 7 タスク バーでは、マウス ポインターがタスク バー ボタンの上に置かれたときに、アプリケーションのサムネイルが表示されます。 既定では、アプリケーション ウィンドウ全体が表示されます。 ThumbnailClipMargin プロパティを設定することで、サムネイルに表示するウィンドウの特定の部分を指定できます。 タスク バー サムネイルの上のツールヒントに表示される Description を指定することもできます。 ツールヒントは、ユーザー設定が原因でサムネイルが表示されないときにも表示されます。
アプリケーション ウィンドウを切り替えることなく一般的なタスクにアクセスできるようにタスク バー サムネイルにボタンを追加できます。 たとえば、Window Media Player には、アプリケーションを最小化したときに、タスク バーのサムネイルからメディアの再生を制御できる [再生]、[一時停止]、[転送] および [戻る] ボタンが用意されています。 タスク バーの縮小表示のボタンは、ThumbButtonInfo オブジェクトで表され、ThumbButtonInfos コレクションに含まれます。
次の図に、Windows 7 タスクバーの強化機能を示します。
Windows タスク バーで強化された機能
スレッド セーフ
この型のすべてのパブリック static (Visual Basic では Shared) メンバーは、スレッド セーフです。 インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。