TaskbarItemInfo.Overlay プロパティ

2011-08-09

タスクバーボタンのプログラムアイコン上に表示されるイメージを取得または設定します。

名前空間: Microsoft.Windows.Shell
アセンブリ: Microsoft.Windows.Shell (Microsoft.Windows.Shell.dll 内)

構文

'宣言
Public Property Overlay As ImageSource
    Get
    Set

public ImageSource Overlay { get; set; }

public:
property ImageSource^ Overlay {
    ImageSource^ get ();
    void set (ImageSource^ value);
}

member Overlay : ImageSource with get, set

function get Overlay () : ImageSource
function set Overlay (value : ImageSource)

プロパティ値

型: System.Windows.Media.ImageSource
タスクバーボタンのプログラムアイコン上に表示されるイメージ。既定値は、nullnull 参照 (Visual Basic では Nothing) です。

解説

アプリケーションの状態をユーザーに伝達するためにタスクバーボタンのプログラムアイコンにイメージを追加できます。オーバーレイは、タスクバーボタンのアイコンの右下隅に置かれる静的またはアニメーション化された ImageSource を使用します。ユーザーが小さいアイコンを表示するようにタスクバーを設定すると、オーバーレイは表示されません。

タスクバー右端の通知領域にあるプログラムアイコンは、通常、アプリケーションの状態をユーザーに知らせるために使用されます。 Windows 7 では、通知領域のプログラムのアイコンは既定では、非表示になっており、そのため、状態を通信するためにそれほど役立ちません。 Windows 7 のタスクバーボタンのオーバーレイを使用して、通知領域のアイコンが非表示のときに状態を伝達できます。アプリケーションは、Windows のバージョンを検出し、オペレーティングシステムに適切な方法で通知を提供することができます。

オーバーレイイメージが適切なサイズで描画されます。 ImageSource が Icon を表す場合は、適切なビット深度も使用されます。

Overlay タスクバーを次の図に示します。

Windows タスクバーのオーバーレイ

タスクバー項目情報のサンプル