次の方法で共有


XmlMessageFormatter.Read メソッド

指定されたメッセージから内容を読み取り、逆シリアル化されたメッセージを格納するオブジェクトを作成します。

Public Overridable Function Read( _
   ByVal message As Message _) As Object Implements IMessageFormatter.Read
[C#]
public virtual object Read(Messagemessage);
[C++]
public: virtual Object* Read(Message* message);
[JScript]
public function Read(
   message : Message) : Object;

パラメータ

  • message
    逆シリアル化する XML 形式の Message

戻り値

逆シリアル化されたメッセージ。

実装

IMessageFormatter.Read

例外

例外の種類 条件
InvalidOperationException TargetTypeNames プロパティも TargetTypes プロパティも設定されていません。

または

メッセージ本文でシリアル化されるインスタンスが、 TargetTypeNames プロパティおよび TargetTypes プロパティの型で表されたスキーマに従っていません。

ArgumentNullException message パラメータが null 参照 (Visual Basic では Nothing) です。

解説

TargetTypeNames プロパティおよび TargetTypes プロパティの設定により、フォーマッタがメッセージの逆シリアル化時に一致させようとするスキーマが決まります。メッセージを逆シリアル化する前に、これらのプロパティのいずれかを設定する必要があります。

メッセージ本文でシリアル化されるインスタンスは、型配列で表されたスキーマの 1 つに従っている必要があります。 Receive メソッドを使用してメッセージを読み取る場合は、識別されたスキーマに対応する型のオブジェクトがこのメソッドによって作成され、そこにメッセージ本文が読み込まれます。

キューに書き込むために対象の型を指定する必要はありません。

必要条件

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

.NET Framework セキュリティ:

参照

XmlMessageFormatter クラス | XmlMessageFormatter メンバ | System.Messaging 名前空間 | CanRead | Write | TargetTypeNames | TargetTypes | Message