提供されたメッセージからフォーマッタで逆シリアル化できる型のセットを指定します。
Public Property TargetTypeNames As String ()
[C#]
public string[] TargetTypeNames {get; set;}
[C++]
public: __property String* get_TargetTypeNames();public: __property void set_TargetTypeNames(String* __gc[]);
[JScript]
public function get TargetTypeNames() : String[];
public function set TargetTypeNames(String[]);
プロパティ値
メッセージの読み取り時に、メッセージ本文から逆シリアル化されるオブジェクトの型を指定する String 型の配列。
例外
例外の種類 | 条件 |
---|---|
ArgumentNullException | TargetTypeNames プロパティが null 参照 (Visual Basic では Nothing) です。 |
解説
TargetTypeNames プロパティおよび TargetTypes プロパティの設定により、フォーマッタがメッセージの逆シリアル化時に一致させようとするスキーマが決まります。これにより、フォーマッタがメッセージ本文を解釈できます。
メッセージ本文でシリアル化されるインスタンスは、型配列で表されたスキーマの 1 つに従っている必要があります。 Receive メソッドを使用してメッセージを読み取る場合は、識別されたスキーマに対応する型のオブジェクトがこのメソッドによって作成され、そこにメッセージ本文が読み込まれます。
キューから読み取るときに設定する必要があるのは、2 つのプロパティのうちの 1 つだけですが、両方を設定することもできます。型のセットとは、2 つのプロパティの型を結合したものです。どのプロパティを使用するかは、アプリケーションによって異なります。メッセージ本文に、両方のプロパティの配列内のどの型ともスキーマが一致しない型が含まれている場合は、メッセージの読み取り時に例外がスローされます。
TargetTypeNames では、すべてのエントリが完全に限定され、アセンブリ名が指定されている必要があります。さらに、複数のバージョンを同時に操作する場合は、対象の型名にバージョン番号も追加する必要があります。
メモ 対象の型は、キューから読み取るときにだけ必要です。キューに書き込む場合、 TargetTypeNames プロパティと TargetTypes プロパティを設定する必要はありません。
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
.NET Framework セキュリティ:
- 直前の呼び出し元の完全信頼。このメンバは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細の参照先 : 部分信頼コードからのライブラリの使用
参照
XmlMessageFormatter クラス | XmlMessageFormatter メンバ | System.Messaging 名前空間 | TargetTypes | CanRead | XmlMessageFormatter