NetworkManager は、ネットワークゲームの状態を管理することができる高レベルのクラスです。これは、ネットワークの設定や、生成するオブジェクトのためのプレハブ、ゲームの状態に合わせ使用するシーンなどをエディターのインターフェースによって制御することができます。
プロパティーの詳細はNetworkManager を使用するを参照してください。
| プロパティー | 機能 | 
|---|---|
| autoCreatePlayer | クライアントに接続したときに自動でプレイヤーを追加するためのフラグ | 
| channels | トランスポート層の QoS チャンネル数 | 
| client | NetworkManager で使用されている現在の NetworkClient | 
| connectionConfig | 詳細なカスタムネットワーク設定のデータ | 
| customConfig | (より詳細な)カスタムネットワーク設定を使用するためのフラグ | 
| dontDestroyOnLoad | シーン間の移動で NetworkManager が破棄されないようにするフラグ | 
| globalConfig | 使用するトランスポート層のグローバル設定 | 
| isNetworkActive | NetworkServer あるいは NetworkClient がアクティブな場合は true | 
| logLevel | 出力するネットワークログのレベル | 
| matches | 参加できるマッチのリスト | 
| matchHost | マッチメーカーのホストアドレス | 
| matchInfo | StartServer() や StartClient() が呼び出されたときに使用する MachInfo のインスタンス | 
| matchMaker | UMatch のマッチメーカーオブジェクト | 
| matchName | 現在のマッチ名 | 
| matchPort | マッチメーカーのホストポート | 
| matchSize | 現在のマッチの最大プレイヤー数 | 
| maxConnections | サーバーで可能な最大接続数 | 
| maxDelay | バッファされたメッセージを遅延させる最大時間(秒) | 
| migrationManager | NetworkManager で使用されるマイグレーションマネージャー | 
| networkAddress | ネットワークに接続するためのアドレス | 
| networkPort | listen状態のサーバーと接続を行うために使用されるポート | 
| numPlayers | サーバー上のすべての接続で許可されるアクティブプレイヤー数 | 
| offlineScene | ネットワークがオフラインになったときに切り替えるシーン | 
| onlineScene | ネットワークがオンラインになったときに切り替えるシーン | 
| packetLossPercentage | ネットワークのシミュレーターが有効なときに追加されるパケットロスの割合 | 
| playerPrefab | クライアントが接続されたときにプレイヤーをインスタンス化するためのプレハブ | 
| playerSpawnMethod | Random を選ぶとランダムに選択した startPositionsにプレイヤーを生成します。 Round Robin を選ぶと設定リストのstartPositionsを循環します。 | 
| runInBackground | アプリケーションが裏側で実行されていてもプレイヤーが作成されるためのフラグ(デフォルト) | 
| scriptCRCCheck | サーバーとクライアント間でスクリプトの CRC チェックを行うためのフラグ | 
| secureTunnelEndpoint | XBox Live の接続で使用するエンドポイント | 
| serverBindAddress | サーバーにバインドされる IP アドレス | 
| serverBindToIP | 特定の IP アドレスにバインドされているかどうかをサーバーに伝えるためのフラグ | 
| simulatedLatency | ネットワークのシミュレーターが有効なときに追加されるレイテンシー(ミリ秒) | 
| spawnPrefabs | オブジェクト生成するために登録されたプレハブ | 
| startPositions | シーン内に配置されている NetworkStartPosition オブジェクトのリスト | 
| useSimulator | ネットワーク状態をシミュレーションするためのフラグ | 
| useWebSockets | これにより、NetworkServer は通常のトランスポート層接続の代わりに、WebSockets 接続に備えて待機します。 |