プロジェクト システムでは、埋め込みカルチャ情報文字列のある非 XML リソース ファイルのマニフェスト リソース名が、次に示す規則で生成されます。
カルチャ情報文字列が、.NET Framework リソース マネージャーでサポートされている場合、アセンブリ マニフェスト リソース名は、"リソース ファイルが置かれているフォルダーの既定の名前空間 + リソース ファイルのベース ファイル名 + リソース ファイルの拡張子" という規則で生成されます。
カルチャ文字列が .NET Framework リソース マネージャーでサポートされていない場合、アセンブリ マニフェスト リソース名は、「埋め込みカルチャ情報文字列のないファイル」の説明に従って生成されます。
ルート名前空間が RootNamespace で、階層が Project1->Folder1->picture1.de-de.jpg である、Project1 というプロジェクトがあるとします。
フォルダーの既定の名前空間が常にルートの名前空間である Visual Basic の場合、生成される picture1.de-de.jpg のマニフェスト リソース名は、 RootNamespace.picture1.jpg になります。
フォルダーの既定の名前空間が常に階層のフォルダー位置から推測される Visual C# の場合、生成される picture1.de-de.jpg のマニフェスト リソース名は、 RootNamespace.Folder1.picture1.jpg になります。
今度は、picture1.de-de.jpg を picture1.de-ff.jpg として前の例を見てみます。 de-ff は、RFC 1766 の有効なカルチャ情報文字列ですが、.NET Framework リソース マネージャーではサポートされていません。 したがって、de-ff は、生成されるアセンブリ リソース名に含まれます。 この場合、アセンブリ リソース名は、 RootNamespace.picture1.de-ff.jpg (Visual Basic の場合) および RootNamespace.Folder1.picture1.de-ff.jpg (Visual C# の場合) となります。