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CDataExchange::Fail

ダイアログ データ バリデーション (DDV) 操作が失敗すると、フレームワークが呼び出します。

void Fail( );

解説

Fail 関数は、データの正当性チェックに失敗したコントロールのフォーカスや選択を元に戻します (ただし、復元するコントロールがあるとき)。 その後、正当性チェック プロセスを中止するために、Fail 関数は CUserException 型の例外をスローします。 この例外により、エラーを説明したメッセージ ボックスが表示されます。 DDV の正当性チェックが失敗すると、ユーザーは失敗したコントロールにデータを再入力できます。

独自の DDV ルーチンを作成した場合も、正当性チェックに失敗したときは、その DDV ルーチン内部から Fail 関数を呼び出すことができます。

独自の DDX および DDV ルーチンの記述方法の詳細については、「テクニカル ノート 26: DDX ルーチンおよび DDV ルーチン」を参照してください。 DDX と DDV の概要については、「ダイアログ データ エクスチェンジとダイアログ データ バリデーション」と「ダイアログ ボックス」を参照してください。

必要条件

**ヘッダー:**afxwin.h

参照

参照

CDataExchange クラス

階層図

CDataExchange::PrepareCtrl

CDataExchange::PrepareEditCtrl

その他の技術情報

CDataExchange のメンバー