[クラスの詳細] ウィンドウを使用して、メソッドにパラメーターを追加します。 パラメーターは、必須の場合または省略可能に構成できます。 パラメーターの "省略可能な既定値" プロパティに値を指定すると、デザイナーで省略可能なパラメーターとしてコードが生成されます。
パラメーター行には次の項目が含まれます。
名前
パラメーター行の [名前] 列には、パラメーターの名前が表示されます。 この名前は、[プロパティ] ウィンドウの [名前] プロパティにも表示されます。 このセルを使用して、読み書き可能アクセス許可を持つ任意のパラメーターの名前を変更できます。
[名前] 列が狭すぎて名前全体を表示できない場合は、パラメーター名をポイントするとパラメーターの名前が表示されます。
型
[パラメーターの型] セルでは、IntelliSense を使用します。IntelliSense では、現在のプロジェクトまたは参照先プロジェクトで使用できるすべての型の一覧から選択できます。
修飾子
パラメーター行の [修飾子] セルは、パラメーターの新しい修飾子を受け入れ、表示します。 新しいパラメーター修飾子を入力するには、ドロップダウン リスト ボックスを使用して、[None]、[ref]、[out]、または [params] (C# の場合)、または [ByVal]、[ByRef]、または [ParamArray] (VB の場合) から選択します。
概要
パラメーター行の [概要] セルでは、コード エディターにパラメーターを入力するときに IntelliSense に表示されるコードのコメントを入力できます。
<パラメーターの追加>
メンバーの最後のパラメーター行には、[名前] セルに <パラメーターの追加> というテキストが表示されます。 このセルをクリックして、新しいパラメーターを作成できます。 詳細については、「方法: パラメーターをメソッドに追加する (クラス デザイナー)」を参照してください。
[プロパティ] ウィンドウでのパラメーターのプロパティ
プロパティ ウィンドウには、[クラスの詳細] ウィンドウに表示されるのと同じパラメーターのプロパティ ([名前]、および [型]、[修飾子]、[概要]、[省略可能な既定値]) が表示されます。 ある場所でプロパティを変更すると、プロパティの値がグローバルに更新され、他の場所でのその値の表示も更新されます。
注意
パラメーターをデリゲートに追加するには、「方法: メンバー (クラス デザイナー) を作成する」を参照してください。
注意
デストラクターはメソッドですが、パラメーターを持つことはできません。
メソッドにパラメーターを追加するには
ダイアグラム領域で、パラメーターを追加するメソッドを含む型をクリックします。
型がフォーカスを取得し、その内容が [クラスの詳細] ウィンドウに表示されます。
[クラスの詳細] ウィンドウで、パラメーターを追加するメソッドの行を展開します。
インデントを設定したパラメーター行が表示され、かっこのペアと [<パラメーターの追加>] という語だけが表示されます。
[<パラメーターの追加>] をクリックし、新しいパラメーターの名前を入力し、Enter キーを押します。
新しいパラメーターがメソッドおよびメソッドのコードに追加されます。 このパラメーターは [クラスの詳細] ウィンドウと [プロパティ] ウィンドウに表示されます。
オプションとして、型など、パラメーターに関するその他の詳細を指定します。
メソッドに省略可能なパラメーターを追加するには
ダイアグラム領域で、省略可能なパラメーターを追加するメソッドを含む型をクリックします。
型がフォーカスを取得し、その内容が [クラスの詳細] ウィンドウに表示されます。
[クラスの詳細] ウィンドウで、省略可能なパラメーターを追加するメソッドの行を展開します。
インデントを設定したパラメーター行が表示され、かっこのペアと [<パラメーターの追加>] という語だけが表示されます。
[<パラメーターの追加>] をクリックし、新しいパラメーターの名前を入力し、Enter キーを押します。
新しいパラメーターがメソッドおよびメソッドのコードに追加されます。 このパラメーターは [クラスの詳細] ウィンドウと [プロパティ] ウィンドウに表示されます。
プロパティ ウィンドウで、"省略可能な既定値" プロパティの値を入力します。 パラメーターの "省略可能な既定値" プロパティを設定すると、そのパラメーターは省略可能になります。
注意
省略可能なパラメーターは、パラメーター リストの最後のパラメーターにする必要があります。