バージョン管理されているファイルまたはフォルダーの場合、その項目に加えられた変更に関する詳細情報を入手できます。 Team Foundation バージョン管理は、チェックインされたすべてのファイルのすべてのバージョンに関する履歴データを保持します。
ファイル、フォルダー、または分岐の履歴を確認するのは、多くの場合、問題を解決するときや、質問に回答するときです。 Team Foundation バージョン管理の [履歴] ウィンドウを使用すると、次のような疑問や状況を簡単に解決できます。
過去数週間または数か月の間にどのような変更が加えられたか。
ファイルに対するこの変更でどの作業項目が完了したか。
この変更をチェックインしたユーザーはだれか。 変更についてどのようなコメントが残されたか。 どのような変更内容であったか。
このファイルで予期しない変更が発生し、安定していると思っていた製品の領域にバグが発生した。 この変更を加えたユーザーはだれで、変更した理由は何であるか。
この分岐の変更で、他の分岐でも修正が必要なバグが修正された。 この変更が他の分岐にマージされたことを確認するには、どうすればよいか。
必要なアクセス許可
これらの手順を実行するには、[読み取り] のアクセス許可が [許可] に設定されている必要があります。 詳細については、Microsoft Web サイトの「Team Foundation Server のアクセス許可」を参照してください。
一般的なタスク
バージョン管理されている項目に関する履歴情報を表示するには
次のいずれかのタスクを実行します。
パッケージ エクスプローラーまたはプロジェクト エクスプローラーで、履歴を表示する項目を右クリックし、[チーム] をポイントして、[履歴の表示] をクリックします。
[履歴] ウィンドウが表示され、指定した項目のすべての変更セットが表示されます。
ソース管理エクスプローラーで、履歴を表示する項目を右クリックし、[履歴の表示] をクリックします。
次の 1 つ以上のタスクを実行します。
変更セットの詳細を表示するには、詳細を表示する変更セットを右クリックし、[詳細] をクリックします。
[変更セットの詳細] ダイアログ ボックスが表示されます。 詳細については、「変更セットの詳細情報の表示」を参照してください。
変更セットに送信されたときのファイルのバージョンを表示するには、変更セットを右クリックし、[表示] をクリックします。
変更セットに送信されたときのファイルのバージョンを作業フォルダーに取得するには、変更セットを右クリックし、[このバージョンの取得] をクリックします。
項目の 2 つの変更セット バージョンを比較するには、それらのバージョンを強調表示し、いずれかのバージョンを右クリックして、[比較] をクリックします。
ファイル間の相違点を示すウィンドウが表示されます。
ローカル作業フォルダー内のファイルのバージョンと変更セットのバージョンを比較するには、変更セットのバージョンを右クリックし、[比較] をクリックします。
ファイル間の相違点を示すウィンドウが表示されます。
コマンド プロンプトからバージョン管理履歴を表示するには
コマンド プロンプトを開きます。
コマンド プロンプトで「tf history ItemSpec」と入力します。
詳細については、Microsoft Web サイトの「History コマンド」を参照してください。