InitializeCorrelation アクティビティ デザイナーを使用して InitializeCorrelation アクティビティが作成および構成され、このアクティビティを使用して、送信または受信の前にメッセージ間の関連付けが確立されます。
InitializeCorrelation アクティビティ
InitializeCorrelation アクティビティを使用すると、メッセージが送受信されずに関連付けが初期化されます。通常、関連付けはメッセージを送受信するときに初期化されます。メッセージを送受信する前に関連付けを確立する必要がある場合は、InitializeCorrelation を使用して関連付けを初期化できます。
InitializeCorrelation アクティビティ デザイナーの使用
InitializeCorrelation アクティビティ デザイナーは、[ツールボックス] の [メッセージング] カテゴリにあります。[ツールボックス] にアクセスするには、ワークフロー デザイナーの [ツールボックス] タブをクリックします (または、[表示] メニューの [ツール バー] をクリックするか、Ctrl キーと Alt キーを押しながら X キーを押します)。
InitializeCorrelation アクティビティ デザイナーは、[ツールボックス] からドラッグして、ワークフロー デザイナー画面にドロップできます。この操作により、InitializeCorrelation という既定の DisplayName を持つ InitializeCorrelation アクティビティが作成されます。DisplayName 値は、InitializeCorrelation アクティビティ デザイナーのヘッダー、または [プロパティ] ウィンドウの [DisplayName] ボックスで編集できます。
CorrelationHandle は、InitializeCorrelation アクティビティ デザイナー画面の [プロパティ] ウィンドウの [関連付け] フィールドで指定できます。
[プロパティ] ウィンドウ内の CorrelationData フィールドの横にある省略記号ボタン、または InitializeCorrelation アクティビティ デザイナー画面の "表示…" ヒント テキストをクリックすると、[関連付けの初期化] ダイアログ ボックスが表示され、ここで、関連付けハンドルとそれを初期化するために使用するキー/値ペアを指定できます。このダイアログ ボックスの使用詳細情報、「[型コレクション エディター] ダイアログ ボックス」を参照してください。
InitializeCorrelation プロパティ
次の表に、InitializeCorrelation のプロパティと、デザイナーでのその使用方法を示します。これらのプロパティは、[プロパティ] ウィンドウまたはワークフロー デザイナー画面で編集できます。
| プロパティ名 | 必須 | 使用法 |
|---|---|---|
DisplayName |
省略可 |
InitializeCorrelation アクティビティの表示名。既定値は InitializeCorrelation です。 既定値以外の DisplayName の使用は必須ではありませんが、使用をお勧めします。 |
省略可 |
関連付け内のワークフロー アクティビティを関連付けるために使用される CorrelationHandle。 |
|
省略可 |
メッセージをワークフロー インスタンスに関連付ける、関連付けデータのディクショナリ。 [関連付けの初期化] ダイアログ ボックスを使用して、CorrelationData を構成します。このダイアログ ボックスの使用詳細情報、「[型コレクション エディター] ダイアログ ボックス」を参照してください。 |
参照
概念
CorrelationScope アクティビティ デザイナー
Receive アクティビティ デザイナー
ReceiveAndSendReply テンプレート デザイナー
Send アクティビティ デザイナー
SendAndReceiveReply テンプレート デザイナー
TransactedReceiveScope アクティビティ デザイナー