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Transact-SQL コード スニペットの使用

Transact-SQL エディターの Transact-SQL コード スニペット機能を使用すると、一般的な Transact-SQL プログラミング パターンをすぐにコーディングできます。このトピックでは、Transact-SQL エディターで使用できるコード スニペットの概要と、コード スニペットを挿入する方法について説明します。また、CREATE TABLE コード スニペットを使用する例を示します。

注意

Transact-SQL コード スニペットを使用できる場合でも、Visual Studio のプロジェクトやデータベースによるサポートが保証されるとは限りません。Transact-SQL エディターには、.sql ファイルを編集する場合のすべてのシナリオに対して、同じコード スニペットの一覧が用意されています。

概要

Transact-SQL コード スニペットは、Transact-SQL エディターがプロジェクトに関連付けられていない場合や、SQL Server のインスタンスに接続されていない場合でも、常に使用できます。次のコード スニペットを使用して、プログラミング作業の生産性を向上させることができます。

オブジェクト グループ

使用できるコード スニペット

関数

  • Create Inline Table Function

  • Create Multi-Statement Table Function

  • Create Scalar Function

インデックス

  • Create Index Basic

  • Create Primary XML Index

  • Create Unique Non-Clustered Index

ログイン

  • Create SQL Authentication Login

  • Create Windows Authentication Login

ロール

  • Create Database Role

スキーマ

  • Create Schema

ストアド プロシージャ

  • Alter Stored Procedure

  • Create Procedure Basic Template

  • Create Procedure with CURSOR OUTPUT Parameter

  • Create Procedure with OUTPUT Parameter

シノニム

  • Create Synonym

テーブル

  • Add Check Constraint

  • Add Foreign Key

  • Add Primary Key

  • Add Unique Constraint

  • Create Column Default Constraint

  • Create Table

トリガー

  • Create Trigger

ユーザー

  • Create User as DBO

User Defined Data Type

  • Create User-Defined Data Type

User Defined Table Type

  • Create User-Defined Table Type

User Defined Type

  • Create User-Defined Type

ビュー

  • Create View

Transact-SQL コード スニペットの挿入

Transact-SQL コード スニペット メニューを開くには、次の 3 つの方法があります。

  • ショートカット キーの Ctrl + K を使用し、続いて Ctrl + X を使用します。

  • [編集] メニューの [IntelliSense] を選択し、次に [スニペットの挿入] をクリックします。

  • Transact-SQL エディターを右クリックし、[スニペットの挿入] を選択します。

Transact-SQL コード スニペット メニューが開いたら、必要なコード スニペットの種類を選択します。コード スニペットを作成したら、Tab キーを使用して、変更を加える構文まで移動します。

次の例は、CREATE TABLE コード スニペットの使用方法を示しています。まず、前のパラグラフで説明したいずれかの方法を使用して、Transact-SQL コード スニペット メニューを開きます。次に、Table と入力するか、メニューから [Table] を選択します。

Ee362022.S_0Prime(ja-jp,VS.100).gif

メニューから [Table] を選択すると、そのテーブル オブジェクトで使用可能なコード スニペットの一覧が表示されます。Create Table と入力するか、メニューから [Create Table] を選択して、対応する Transact-SQL コードを Transact-SQL エディターに挿入します。

Ee362022.S_Table_Create1(ja-jp,VS.100).gif

Transact-SQL コード エディターに CREATE TABLE コード スニペットが表示されます。アプリケーション用にコードをカスタマイズするには、Tab キーを押して、強調表示されている各種アイテムの名前や値を変更します。

Ee362022.S_Table_Create2(ja-jp,VS.100).gif

関連項目

その他の技術情報

Transact-SQL IntelliSense の概要

Transact-SQL の区切り記号の照合の使用

Transact-SQL IntelliSense のトラブルシューティング

IntelliSense でサポートされている Transact-SQL 構文