開発コンピューターからコマンドラインで MSBuild タスクを使用することによって、SharePoint パッケージ (.wsp) のビルド、クリーン、および検証を行うことができます。 これらのコマンドを使用して、ビルド コンピューター上の Team Foundation Server によるビルド処理の自動化も行うことができます。
SharePoint パッケージのビルド
SharePoint パッケージをビルドするには
Visual Studio のコマンド プロンプト ウィンドウを開きます。
SharePoint プロジェクトが存在するディレクトリに変更します。
次のコマンドを入力して、プロジェクトのパッケージを作成します。 ProjectFileName の部分は、オブジェクトの名前に置き換えます。
msbuild /t:Package ProjectFileName
たとえば、ListDefinition1 という SharePoint プロジェクトをパッケージ化するには、次のいずれかのコマンドを実行します。
msbuild /t:Package ListDefinition1.vbproj msbuild /t:Package ListDefinition1.csproj
SharePoint パッケージのクリーン
SharePoint パッケージをクリーンするには
Visual Studio のコマンド プロンプト ウィンドウを開きます。
SharePoint プロジェクトが存在するディレクトリに変更します。
次のコマンドを入力して、プロジェクトのパッケージをクリーンします。 ProjectFileName の部分は、オブジェクトの名前に置き換えます。
msbuild /t:CleanPackage ProjectFileName
たとえば、ListDefinition1 という SharePoint プロジェクトをクリーンするには、次のいずれかのコマンドを実行します。
msbuild /t:CleanPackage ListDefinition1.vbproj msbuild /t:CleanPackage ListDefinition1.csproj
SharePoint パッケージの検証
SharePoint パッケージを検証するには
Visual Studio のコマンド プロンプト ウィンドウを開きます。
SharePoint プロジェクトが存在するディレクトリに変更します。
次のコマンドを入力して、プロジェクトのパッケージを検証します。 ProjectFileName の部分は、オブジェクトの名前に置き換えます。
msbuild /t:ValidatePackage ProjectFileName
たとえば、ListDefinition1 という SharePoint プロジェクトを検証するには、次のいずれかのコマンドを実行します。
msbuild /t:ValidatePackage ListDefinition1.vbproj msbuild /t:ValidatePackage ListDefinition1.csproj
SharePoint パッケージのプロパティの設定
SharePoint パッケージのプロパティを設定するには
Visual Studio のコマンド プロンプト ウィンドウを開きます。
SharePoint プロジェクトが存在するディレクトリに変更します。
次のコマンドを入力して、SharePoint プロジェクトのパッケージのプロパティを設定します。 PropertyName の部分は、設定するプロパティに置き換えます。
msbuild /property:PropertyName=Value
たとえば、警告レベルを設定するには次のコマンドを実行します。
msbuild /property:WarningLevel = 2
参照
処理手順
方法: SharePoint フィーチャーをカスタマイズする
方法: SharePoint フィーチャーの項目を追加および削除する