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CMFCCmdUsageCount クラス

ユーザーがメニューの項目を選択するときなどに、Windows メッセージの使用回数を追跡します。

class CMFCCmdUsageCount : public CObject

メンバー

パブリック コンストラクター

[名前]

説明

CMFCCmdUsageCount::CMFCCmdUsageCount

既定のコンストラクターです。

CMFCCmdUsageCount::~CMFCCmdUsageCount

デストラクターです。

パブリック メソッド

[名前]

説明

CMFCCmdUsageCount::AddCmd

指定されたコマンドに関連付けられたカウンターを 1 だけインクリメントします。

CMFCCmdUsageCount::GetCount

指定されたコマンド ID に関連付けられている使用カウントを取得します。

CMFCCmdUsageCount::HasEnoughInformation

このオブジェクトが最低限のトラッキング データを収集したかどうかを判断します。

CMFCCmdUsageCount::IsFreqeuntlyUsedCmd

指定したコマンドが頻繁に使用されているかどうかを判断します。

CMFCCmdUsageCount::Reset

すべてのコマンドの使用カウントをクリアします。

CMFCCmdUsageCount::Serialize

このオブジェクトをアーカイブから読み取るか、アーカイブに書き込みます (CObject::Serialize をオーバーライドします。)

CMFCCmdUsageCount::SetOptions

CMFCCmdUsageCount クラスの共有データ メンバーの値を設定します。

データ メンバー

[名前]

説明

m_CmdUsage

コマンドを使用カウントにマップする CMap オブジェクト。

m_nMinUsagePercentage

頻繁に使用されるコマンドの最低使用率。

m_nStartCount

このオブジェクトが最低限のトラッキング データを収集したかどうかを判断するために使用される開始カウンター。

m_nTotalUsage

トラッキングされているすべてのコマンドの数。

解説

CMFCCmdUsageCount クラスは、数値の各 Windows メッセージ ID を 32 ビットの符号なし整数カウンターに対応付けます。 CMFCToolBar は、このクラスを使用して、よく使用されるツール バー項目を表示します。 CMFCToolBar の詳細については、「CMFCToolBar クラス」を参照してください。

プログラムの実行後から次の実行まで、CMFCCmdUsageCount クラスのデータを維持できます。 クラス メンバー データをシリアル化するには CMFCCmdUsageCount::Serialize メソッドを使用し、共有メンバー データを設定するには CMFCCmdUsageCount::SetOptions メソッドを使用します。

継承階層

CObject

   CMFCCmdUsageCount

必要条件

**ヘッダー:**afxcmdusagecount.h

参照

参照

階層図

CMFCToolBar クラス

その他の技術情報

MFC クラス