CDaoQueryDef オブジェクトを構築します。
CDaoQueryDef(
CDaoDatabase* pDatabase
);
パラメーター
- pDatabase
開いている CDaoDatabase オブジェクトへのポインター。
解説
オブジェクトは、データベースの QueryDefs コレクションに格納されている既存のクエリ定義、コレクションに格納される新しいクエリ定義、一時的で保存されないクエリ定義のどれでも表現できます。 クエリ定義の型により、次の手順で構築します。
オブジェクトが既存のクエリ定義を表しているときは、オブジェクトの Open メンバー関数を呼び出してオブジェクトを初期化します。
オブジェクトが保存する新しいクエリ定義を表しているときは、オブジェクトの Create メンバー関数を呼び出します。 この関数は、データベースの QueryDefs コレクションにオブジェクトを追加します。 次に CDaoQueryDef メンバー関数を呼び出してオブジェクトの属性を設定します。 最後に Append を呼び出します。
オブジェクトが一時的な (データベースに保存しない) クエリ定義を表しているときは、クエリ名に空の文字列を渡して、Create を呼び出します。 Create の呼び出し後、その属性を直接設定してクエリ定義を初期化します。 Append は呼び出しません。
クエリ定義の属性を設定するには、SetName、SetSQL、SetConnect、SetODBCTimeout、および SetReturnsRecords の各メンバー関数が使えます。
クエリ定義オブジェクトを使い終わったら、Close メンバー関数を呼び出します。 クエリ定義のポインターを持っているときは、delete 演算子を使って C++ オブジェクトを破棄します。
必要条件
**ヘッダー:**afxdao.h
参照
参照
CDaoQueryDef::GetDateLastUpdated
CDaoQueryDef::GetReturnsRecords