[データ収集コントロール] ウィンドウは、Visual Studio 統合開発環境 (IDE: Integrated Development Environment) のツール ウィンドウです。 [データ収集コントロール] ウィンドウでは、ツール バーにボタンが 1 列に並んで表示されます。 表示ウィンドウには、プロファイリング データ ファイルに挿入できるマークの一覧が表示されます。
[データ収集コントロール] ウィンドウを開くには、パフォーマンス セッションを開始し、セッション プロパティ [データ収集コントロールの起動] をセッション プロパティ ページで選択しておく必要があります。 既定では、[データ収集コントロールの起動] は選択されています。
[データ収集コントロール] ツール バー
[データ収集コントロール] ウィンドウでは次のコマンド ボタンを使用できます。
[マークの挿入] - 選択したマークをプロファイリング データ ファイルに挿入します。
[収集の一時停止] - 実行中のデータ収集を一時停止します。
[収集の再開] - 実行中に一時停止されていたデータ収集を再開します。
[行の追加]- 新しいマーク行をマークのリストに挿入します。
[行の消去]- 選択したマーク行を消去します。
[アタッチ/デタッチ] - [アタッチ] は [プロファイラーをプロセスにアタッチします] ダイアログ ボックスを開きます。このダイアログ ボックスでは、プロファイリングを開始する実行中のプロセスを指定します。 [デタッチ] は、プロファイラーがプロセスにアタッチされている場合にプロファイリング データの収集を終了します。 プロセス自体は停止されません。
[中止] - プロファイリング対象のプロセスとプロファイリング データの収集を直ちに終了します。
マーク
[マーク] リストには、プロファイリング データ ファイルに挿入できる使用可能なプロファイリング マークが表示されます。 プロファイリング マークは、Profiling Tools のレポート ビューに表示されるデータをフィルター処理するために使用できます。
プロファイリング マークは、数値識別子と名前付きで一覧表示されます。 1 つのプロファイリング データ ファイル内に、同じ名前を持つマークを複数回挿入できます。 マークをファイルに挿入すると、プロファイラーはマーク識別子を自動的にインクリメントします。
[マーク] リストには、一般的なマークの一覧があらかじめ用意されています。 マークの名前は変更可能です。リストに追加またはリストから削除することもできます。 マークは、マーク ビューに表示されます。
マークの構成方法の詳細については、「方法 : プロファイリング マークを構成する」を参照してください。 実行時にマークを追加する方法の詳細については、「方法 : プロファイラー データ ファイルにマークを挿入する」を参照してください。