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配置した Web アプリケーションのデバッグ

このトピックの内容は、次の製品に該当します。

エディション

Visual Basic

C#

F#

C++

Web Developer

Express

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Pro、Premium、Ultimate

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運用サーバーで実行されている Web アプリケーションをデバッグする場合は、慎重に行う必要があります。 たとえば、ASP.NET ワーカー プロセスにアタッチしてデバッグを行い、ブレークポイントにヒットした場合、そのワーカー プロセス内のすべてのマネージ コードが停止します。 ワーカー プロセス内のすべてのマネージ コードが停止すると、サーバーのすべてのユーザーの業務が停止する可能性があります。 運用サーバーでデバッグする場合は、事前に、実際の業務への影響について検討する必要があります。

配置されたアプリケーションを Visual Studio を使用してデバッグするには、ASP.NET ワーカー プロセスにアタッチし、デバッガーからアプリケーションのシンボルにアクセスできるようにする必要があります。 また、アプリケーションのソース ファイルを見つけて開く必要があります。 詳細については、「シンボルとソース コードの管理」、「方法 : ASP.NET プロセスの名前を見つける」、および「ASP.NET のデバッグ : システム要件」を参照してください。

注意

多くの ASP.NET Web アプリケーションは、ビジネス ロジックまたはその他の有用なコードが格納されている DLL を参照します。 このような参照では、ローカル コンピューターにある DLL が自動的に Web アプリケーションの仮想ディレクトリの \bin フォルダーにコピーされます。 デバッグ時には、Web アプリケーションが、ローカル コンピューターの DLL ではなく、仮想ディレクトリにある DLL のコピーを参照している点に注意してください。

ASP.NET ワーカー プロセスにアタッチする方法は、他のリモート プロセスにアタッチする場合と同じです。 アタッチしたときに正しいプロジェクトが開いていない場合、アプリケーションがブレークするとダイアログ ボックスが表示されます。 このダイアログ ボックスでは、アプリケーションのソース ファイルの場所を指定するように求められます。 このダイアログ ボックスに指定するファイル名は、Web サーバー上のデバッグ シンボルで指定されているファイル名と一致する必要があります。 詳細については、「実行中のプロセスへのアタッチ」を参照してください。

参照

処理手順

方法 : .NET アプリケーションのデバッグを有効にする

方法 : ASP.NET プロセスの名前を見つける

その他の技術情報

ASP.NET アプリケーションおよび AJAX アプリケーションのデバッグ

Web アプリケーションとスクリプトのデバッグ

シンボルとソース コードの管理