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DDX_FieldScroll

DDX_FieldScroll 関数は、レコード ビューのスクロール バー コントロールのスクロール位置と、レコード ビュー (またはマップ先として選択した整数変数) に関連付けられているレコードセットの int 型フィールド データ メンバーとの同期をとります。

void AFXAPI DDX_FieldScroll(
   CDataExchange* pDX,
   int nIDC,
   int& value,
   CRecordset* pRecordset 
);
void AFXAPI DDX_FieldScroll(
   CDataExchange* pDX,
   int nIDC,
   int& value,
   CDaoRecordset* pRecordset 
);

パラメーター

  • pDX
    CDataExchange オブジェクトへのポインター。 フレームワークは、データ交換のコンテキストと交換方向を確定するためにこのオブジェクトを設定します。

  • nIDC*
    CRecordView オブジェクトまたは CDaoRecordView オブジェクト内の近接するオプション ボタンのグループ (WS_GROUP スタイルを持つ) 内で最初のコントロールの ID。


  • 関連する CRecordset オブジェクトまたは CDaoRecordset オブジェクトのフィールド データ メンバーへの参照。

  • pRecordset
    データの交換相手になる CRecordset オブジェクトまたは CDaoRecordset オブジェクトへのポインター。

解説

レコードセットからコントロールにデータを移動するとき、スクロール バー コントロールのスクロール位置に value で指定された値を設定します。 レコードセットからコントロールへの転送時にレコードセット フィールドが NULL の場合、スクロール バー コントロールは 0 に設定されます。 コントロールからレコードセットへの転送時にコントロールが空の場合、レコードセット フィールドの値を 0 に設定します。

ODBC ベースのクラスを使って作業しているときは、最初の形式を使います。 DAO ベースのクラスを使って作業しているときは、2 番目の形式を使います。

DDX の詳細については、「ダイアログ データ エクスチェンジとダイアログ データ バリデーション」を参照してください。 CRecordViewCDaoRecordView のフィールドでの DDX の例や詳細については、「レコード ビュー」を参照してください。

使用例

一般的な DDX_Field の例については、「DDX_FieldText」を参照してください。 DDX_FieldScroll の場合も同様です。

必要条件

**ヘッダー:**afxdao.h

参照

参照

DDX_FieldText

DDX_FieldLBString

DDX_FieldLBStringExact

DDX_FieldCBString

DDX_FieldCBStringExact

DDX_FieldCBIndex

DDX_FieldLBIndex

DDX_Scroll

概念

MFC マクロとグローバル