DDX_FieldCBStringExact 関数は、レコード ビューのコンボ ボックス コントロールのエディット コントロールと、レコード ビューに関連付けられたレコードセットの CString フィールド データ メンバーとの間での CString データの転送を管理します。
void AFXAPI DDX_FieldCBStringExact(
CDataExchange* pDX,
int nIDC,
CString& value,
CRecordset* pRecordset
);
void AFXAPI DDX_FieldCBStringExact(
CDataExchange* pDX,
int nIDC,
CString& value,
CDaoRecordset* pRecordset
);
パラメーター
pDX
CDataExchange オブジェクトへのポインター。 フレームワークは、データ交換のコンテキストと交換方向を確定するためにこのオブジェクトを設定します。nIDC
CRecordView オブジェクトまたは CDaoRecordView オブジェクト内のコントロールの ID。値
関連する CRecordset オブジェクトまたは CDaoRecordset オブジェクトのフィールド データ メンバーへの参照。pRecordset
データの交換相手になる CRecordset オブジェクトまたは CDaoRecordset オブジェクトへのポインター。
解説
レコードセットからコントロールにデータを移動するとき、この関数は value で指定された文字列と完全に一致する最初の列にコンボ ボックスの現在の選択を設定します。 レコードセットからコントロールへの転送時にレコードセット フィールドが NULL の場合、コンボ ボックスの選択は解除され、コンボ ボックスのエディット コントロールは空になります。 コントロールからレコードセットへの転送時にコントロールが空の場合、レコードセット フィールドに NULL を設定します。
ODBC ベースのクラスを使って作業しているときは、最初の形式を使います。 DAO ベースのクラスを使って作業しているときは、2 番目の形式を使います。
DDX の詳細については、「ダイアログ データ エクスチェンジとダイアログ データ バリデーション」を参照してください。 CRecordView と CDaoRecordView のフィールドでの DDX の例や詳細については、「レコード ビュー」を参照してください。
使用例
一般的な DDX_Field の例については、「DDX_FieldText」を参照してください。 DDX_FieldCBStringExact の場合も同様です。
必要条件
**ヘッダー:**afxdao.h