SCROLLINFO 構造体がスクロール バーについて保持する情報を設定します。
BOOL SetScrollInfo(
LPSCROLLINFO lpScrollInfo,
BOOL bRedraw = TRUE
);
パラメーター
lpScrollInfo
SCROLLINFO 構造体へのポインター。bRedraw
新しい情報を反映してスクロール バーを再描画するかどうかを指定します。 bRedraw が TRUE の場合、スクロール バーは再描画されます。 FALSE の場合は、再描画されません。 既定では、スクロール バーは再描画されます。
戻り値
正常終了した場合は TRUE を返します。 それ以外の場合は、FALSE を返します。
解説
パラメーターの SCROLLINFO 構造体に、フラグも含めて必要な値を設定します。
SCROLLINFO 構造体は、スクロール バーの最小位置と最大位置、スクロール領域のサイズ、スクロール ボックス (つまみ) の位置などの情報を保持します。 この構造体の既定値の変更の詳細については、Windows SDK の SCROLLINFO 構造体の説明を参照してください。
使用例
// Set SCROLLINFO for the scroll bar. m_ScrollBarHorz is of type
// CScrollBar class, and it is a member variable in CMyDialog class.
SCROLLINFO info;
info.cbSize = sizeof(SCROLLINFO);
info.fMask = SIF_ALL;
info.nMin = 0;
info.nMax = 10;
info.nPage = 2;
info.nPos = 5;
info.nTrackPos = 2;
m_ScrollBarHorz.SetScrollInfo(&info);
必要条件
**ヘッダー:**afxwin.h