更新 : 2007 年 11 月
MessageQueue コンポーネントは、メッセージが正しく配信されたかどうかを示す受信確認メッセージを生成するように設定できます。受信確認には、主に 2 つの種類があります。
メッセージが送信先のキューに到着したことを示す受信確認
メッセージが送信先のアプリケーションによってキューから取得されたことを示す受信確認
このそれぞれの場合について、正常とエラーの通知があります。受信確認 (正常) では、メッセージが送信先のキューまたはアプリケーションに正しく到着した場合に通知メッセージを受け取ります。受信確認 (エラー) では、メッセージが送信先のキューまたはアプリケーションに到着できなかった場合に通知メッセージを受け取ります。メッセージが送信先への到着に失敗するのは、タイムアウト期限が切れた場合や、メッセージが認証されなかった場合です。
受信確認の処理方法
メッセージ キューでのほとんどの操作と同様に、受信確認は、キューへの新しいメッセージとして送信されます。この場合、受信確認メッセージは目的のキューから管理キューと呼ばれる特別な種類のキューに送信されます。受信確認メッセージは、本文が添付されず、メッセージ ヘッダー内の情報だけが意味を持つという点で、標準的なメッセージとは異なります。
.gif "メモ") メモ : |
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アプリケーションに対する受信確認メッセージは、コンポーネント インスタンスの DefaultPropertiesToSend クラス または Message オブジェクトの AdministrationQueue プロパティで指定されているキューに送信されます。受信確認メッセージの種類は、AcknowledgeType プロパティに、定義済みの値のいずれかを設定することによって決定します。 |
受信確認メッセージは、キュー内の他のメッセージの場合と同じように、受信確認キューをピークするか、受信確認キューからメッセージを削除することによって確認できます。詳細については、「メッセージの読み取りと受信」を参照してください。
受信確認を設定する方法については、「方法 : メッセージの受信確認を要求する」を参照してください。