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ブラウザー (キューブ デザイナー) (Analysis Services - 多次元データ)

キューブ デザイナーの [ ブラウザー ] タブを使用して、キューブ内のディメンション、メジャー、および KPI を調べることができます。 SQL Server 2014 では、Analysis Services キューブ ブラウザーが MDX クエリ デザイナーと統合されており、MDX クエリの作成、キューブのフィルター処理とスライス、階層へのドリルダウンに役立つグラフィカル ユーザー インターフェイスが提供されています。

[ ブラウザー ] タブには、 デザイン モードクエリ モードの 2 つのモードがあります。 どちらのモードでも、[ メタデータ ] ペインのオブジェクトを使用してキューブを探索したり、[ メタデータ ] ペインからクエリ領域にメンバーをドラッグして、使用するデータを取得する MDX クエリを作成したりできます。

グラフィカル デザイン モードを使用した参照とクエリ

次の図は、グラフィカル デザイン モードブラウザー インターフェイスを示しています。

Analysis Services MDX クエリ デザイナー、デザイン ビュー

グラフィカル デザイン モードで作業しているときに、ツール バーの AutoExecute (クエリの) トグル ボタンが選択されている場合、データ ペインにメタデータ オブジェクトをドロップするたびに 、ブラウザー によってクエリが実行されます。 ツール バーの [クエリの実行] (クエリの実行) ボタンを使用して手動で実行することもできます。

グラフィカル クエリ デザイナーを クエリ モードに変更し、MDX ステートメントのテキストを操作するには、ツール バーの [デザイン モード ] ボタンをクリックします。

MDX テキスト モードを使用した参照とクエリ

MDX テスト デザイン モードでは、MDX を直接操作できます。 [メタデータ] ペインは引き続き使用できるため、クエリ デザイン領域にオブジェクトを追加したり、[関数] ペインの一覧から MDX 関数や演算子をドラッグ アンド ドロップしたりできます。

次の図は、クエリ モードの ブラウザー インターフェイスを示しています。

Analysis Services MDX クエリ デザイナー、クエリ ビュー

グラフィカル デザイン モードで作業を開始し、必要なオブジェクトを追加し、キューブをスライスするフィルターを追加した後、テキスト モードに切り替えて、生成された既定の MDX クエリを拡張し、追加のメンバー プロパティとセル プロパティを含めることができます。

メタデータ ペインには、メタデータ関数のタブが表示されます。 [ メタデータ ] タブでは、ディメンション、階層、KPI、メジャーをクエリ デザイン領域にドラッグできます。 [ 関数 ] タブから、関数をクエリ デザイン領域にドラッグできます。 クエリを実行すると、クエリ デザイン領域に MDX クエリの結果が表示されます。 ツール バーの [Excel で分析] をクリックして、データを Microsoft Office Excel にエクスポートし、ユーザーが行うとおりに結果を表示することもできます。次のセクションでは、ブラウザーの各モードのツール バーとすべてのペインについて詳しく説明します。

テキスト モードで作業している間は、ツール バーの AutoExecute (クエリの) トグル ボタンは使用できません。 ただし、ツール バーの [クエリの実行] (クエリの実行) ボタンを使用してを手動で実行できます。

セクション

ツールバー ツール バーには、デザイン ビューまたはクエリ ビューで使用できるツールが含まれています。 ツール バーとこれらの機能の使用方法の詳細については、「 ツール バー ([ブラウザー] タブ、キューブ デザイナー) (Analysis Services - 多次元データ)」を参照してください。

Excel で分析する[Excel で分析] 機能を使用すると、キューブ データの現在の選択内容を Excel に送信し、ピボットテーブル内のデータをプレビューできます。 データの現在の選択は、[ メタデータ ] ペインから追加した項目と、フィルターおよびクエリ作成関数を使用して定義したフィルターに基づいています。 詳細については、「 Excel で分析する (ブラウザー タブ、キューブ デザイナー) (Analysis Services - 多次元データ)」を参照してください。

メタデータ キューブに含まれるオブジェクトを表示したり、階層にドリルダウンしたり、メジャーを探索して使用したりするには、[ メタデータ ] ペインを使用します。 選択した後、[ レポート ] ウィンドウで、それらに関連付けられているデータを表示します。 このペインの詳細については、「 メタデータ (ブラウザー タブ、キューブ デザイナー)」(Analysis Services - 多次元データ) を参照してください。

フィルターとクエリ デザイン サーフェイスのこの領域を使用して、 メタデータ ペインから オブジェクトをドラッグ アンド ドロップし、ソース キューブまたはディメンションにフィルター条件を指定することで、MDX クエリを作成します。 詳細については、「 クエリとフィルター (キューブ デザイナーの [ブラウザー] タブ) (Analysis Services - 多次元データ)」を参照してください。

こちらもご覧ください

キューブ オブジェクト (Analysis Services - 多次元データ)多次元モデルにおけるキューブキューブ デザイナー (Analysis Services - 多次元データ)