URI (Uniform Resource Identifier) で表現された Web アドレスが .NET Framework によってどのように処理されるかの設定を格納します。
スキーマの階層
構文
<uri>
</uri>
属性および要素
以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。
属性
なし。
子要素
要素 |
説明 |
---|---|
国際化ドメイン名 (IDN: Internationalized Domain Name) による解析をドメイン名に適用するかどうかを指定します。 |
|
IRI (International Resource Identifier) 解析を Uri に適用するかどうか、および IRI の解析規則を適用するかどうかを指定します。 |
|
Uri が特定のスキーマに対して解析される方法を指定します。 |
親要素
要素 |
説明 |
---|---|
すべての名前空間の設定が含まれています。 |
解説
uri 要素には、System.Net 名前空間のクラスによって使用される Uri クラスのメンバーの設定が格納されます。 これらの設定によって、IRI および IDN のサポートが構成されます。
例
説明
次のコード例は、Uri クラスで IRI の解析および IDN 名をサポートするための構成を示しています。 また、この例では、すべてのスキーム設定を消去してから、http スキームのパーセント記号をエンコードしたパス区切り記号をエスケープしないように設定します。
コード
<configuration>
<uri>
<idn enabled="All" />
<iriParsing enabled="true" />
<schemeSettings>
<clear/>
<add name="http" genericUriParserOptions="DontUnescapePathDotsAndSlashes"/>
</schemeSettings>
</uri>
</configuration>