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InkClipboardModes 列挙体

クリップボードのコピー オプションを指定する値を定義します。この列挙体には、メンバ値のビットごとの組み合わせを可能にする FlagsAttribute 属性があります。

この列挙体には、メンバ値のビットごとの組み合わせを可能にする FlagsAttribute 属性が含まれています。

名前空間 :  Microsoft.Ink
アセンブリ :  Microsoft.Ink (Microsoft.Ink.dll 内)

構文

'宣言
<FlagsAttribute> _
Public Enumeration InkClipboardModes
'使用
Dim instance As InkClipboardModes
[FlagsAttribute]
public enum InkClipboardModes
[FlagsAttribute]
public enum class InkClipboardModes
/** @attribute FlagsAttribute */
public enum InkClipboardModes
public enum InkClipboardModes

メンバ

メンバ名 説明
Copy インクをクリップボードにコピーします。
Cut インクを切り取って、クリップボードにコピーします。
ExtractOnly インクをクリップボードにコピーしません。一般にこのオプションは、テキストなどをインクに追加してからクリップボードにコピーする場合に使用します。
DelayedCopy 遅延するレンダリングを使用して、クリップボードに格納されるデータ量を削減します。貼り付けを要求すると、データは描画されます。
Default Copy モード。

解説

DelayedCopy フラグを使用してデータ オブジェクトと直接やり取りし、クリップボードに形式を追加します。

ms583682.alert_caution(ja-jp,VS.90).gif注意 :

DelayedCopy フラグを使用した結果発生する可能性のあるメモリ リークを回避するために、Clipboard オブジェクトの SetDataObject メソッドを呼び出す必要があります。ClipboardCopy メソッドの最後の呼び出しで DelayedCopy フラグを使用した場合は、アプリケーションを終了する前にこの呼び出しを実行する必要があります。

クリップボードからポインタを削除するには、データ パラメータを nullnull 参照 (Visual Basic では Nothing) に設定し、コピー パラメータを true に設定して、SetDataObject メソッドを呼び出します。

SetDataObject メソッドはクリップボードの内容を置き換えます。

プラットフォーム

Windows Vista

.NET Framework および .NET Compact Framework では、各プラットフォームのすべてのバージョンはサポートしていません。サポートされているバージョンについては、「.NET Framework システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework

サポート対象 : 3.0

参照

参照

Microsoft.Ink 名前空間

Ink.ClipboardCopy

InkClipboardFormats