次の方法で共有


InkClipboardFormats 列挙体

クリップボードに格納されているインクの形式を指定する値を定義します。この列挙体には、メンバ値のビットごとの組み合わせを可能にする FlagsAttribute 属性があります。

この列挙体には、メンバ値のビットごとの組み合わせを可能にする FlagsAttribute 属性が含まれています。

名前空間 :  Microsoft.Ink
アセンブリ :  Microsoft.Ink (Microsoft.Ink.dll 内)

構文

'宣言
<FlagsAttribute> _
Public Enumeration InkClipboardFormats
'使用
Dim instance As InkClipboardFormats
[FlagsAttribute]
public enum InkClipboardFormats
[FlagsAttribute]
public enum class InkClipboardFormats
/** @attribute FlagsAttribute */
public enum InkClipboardFormats
public enum InkClipboardFormats

メンバ

メンバ名 説明
None 形式が存在するかどうかを確認するためのチェックの対象として使用できるフラグを指定します。
InkSerializedFormat インクが Ink Serialized Format (ISF) 形式でエンコードされていることを指定します。これは、最もコンパクトなインクの永続表現です。通常はインク データのみが格納されますが、Ink Serialized Format (ISF) は拡張可能です。アプリケーションは、Ink オブジェクト、ストローク、またはポイント上に (グローバル一意識別子 (GUID) によって識別される) カスタム属性を設定できます。これにより、アプリケーションは、属性として必要なあらゆる種類のデータまたはメタデータを Ink Serialized Format (ISF) ストリームに格納できます。
SketchInk インクは単語ではなく画像として解釈されることを指定します。これは、複数の単語を表す場合にも役立ちます。
TextInk インクが単語を形成することを指定します。これにより、インクはテキストに変換されます。認識されたテキストは、最も信頼性の高い代替候補か、一覧から選択された別の代替候補のいずれかです。これは、1 つの単語を表す場合に役立ちます。
EnhancedMetafile 背景を作成するために再生する拡張メタファイルを指定します。メタファイルは、インクの背景を描画するために使用される限り、有効にしておく必要があります。
Metafile グラフィックを描画するために再生できるメタデータまたはコマンド一覧としてインクが格納されることを指定します。
Bitmap 背景として使用するビットマップを指定します。ビットマップ デバイス コンテキストは、インクの背景を描画するために使用される限り、有効にしておく必要があります。
PasteMask 貼り付けに使用できる形式を指定します。
CopyMask インクによってクリップボードにコピーされる形式を指定します。
Default CopyMask 形式。

解説

スケッチ インク オブジェクトおよびテキスト インク オブジェクトの詳細については「sInk and tInk Objects」を参照してください。

プラットフォーム

Windows Vista

.NET Framework および .NET Compact Framework では、各プラットフォームのすべてのバージョンはサポートしていません。サポートされているバージョンについては、「.NET Framework システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework

サポート対象 : 3.0

参照

参照

Microsoft.Ink 名前空間

Ink.ClipboardCopy

InkClipboardModes