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ICorDebugILFrame2::RemapFunction メソッド

更新 : 2007 年 11 月

新しい Microsoft Intermediate Language (MSIL) オフセットを指定して、編集された関数を再マップします。

HRESULT RemapFunction (
    [in] ULONG32      newILOffset
);

パラメータ

  • newILOffset
    [入力] 命令ポインタを配置するスタック フレームの新しい MSIL オフセット。この値は、シーケンス ポイントである必要があります。

    この値の有効性は、呼び出し元が保証します。たとえば、MSIL オフセットは、関数の境界の外側では有効ではありません。

解説

フレームの関数が編集されている場合、デバッガは RemapFunction メソッドを呼び出して、フレームの関数の最新バージョンにスワップして、関数を実行できるようにします。コードの実行は、指定された MSIL オフセットから始まります。

ms232974.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

RemapFunction を呼び出すと、ICorDebugILFrame::SetIP を呼び出したときと同じように、スレッドのスタック トレースの生成に関連するすべてのデバッグ インターフェイスが直ちに無効化されます。これらのインターフェイスには、ICorDebugChainICorDebugILFrameICorDebugInternalFrame、および ICorDebugNativeFrame を含みます。

RemapFunction メソッドは、現在のフレームのコンテキストの中で、次のいずれかに該当する場合のみ呼び出すことができます。

必要条件

プラットフォーム : 「.NET Framework システム要件」を参照

ヘッダー : CorDebug.idl

ライブラリ : CorGuids.lib

.NET Framework のバージョン : 3.5 SP1、3.5、3.0 SP1、3.0、2.0 SP1、2.0

参照

参照

ICorDebugILFrame2