IMetaDataDispenserEx

2008-09-17

更新 : 2007 年 11 月

現在のメタデータスコープでのメタデータ API の動作方法を制御する機能を提供するために、IMetaDataDispenser インターフェイスを拡張します。

interface IMetaDataDispenser : IUnknown {

    HRESULT FindAssembly(
        LPCWSTR  szAppBase,
        LPCWSTR  szPrivateBin,
        LPCWSTR  szGlobalBin,
        LPCWSTR  szAssemblyName,
        LPCWSTR  szName,
        ULONG    cchName,
        ULONG    *pcName
    );

    HRESULT FindAssemblyModule (
        LPCWSTR  szAppBase,
        LPCWSTR  szPrivateBin,
        LPCWSTR  szGlobalBin,
        LPCWSTR  szAssemblyName,
        LPCWSTR  szModuleName,
        LPCWSTR  szName,
        ULONG    cchName,
        ULONG    *pcName
    );

    HRESULT GetCORSystemDirectory (
        LPWSTR      szBuffer, 
        DWORD       cchBuffer, 
        DWORD*      pchBuffer
    );

    HRESULT GetOption (
        REFGUID optionId, 
        const VARIANT *pvalue
    );

    HRESULT OpenScopeOnITypeInfo (
        ITypeInfo   *pITI,
        DWORD       dwOpenFlags,
        REFIID      riid,
        IUnknown    **ppIUnk
    );

    HRESULT SetOption (
        REFGUID optionId, 
        const VARIANT *pvalue
    );

メソッド

メソッド	説明
IMetaDataDispenserEx::FindAssembly メソッド	このメソッドは実装されていません。呼び出された場合、E_NOTIMPL を返します。
IMetaDataDispenserEx::FindAssemblyModule メソッド	このメソッドは実装されていません。呼び出された場合、E_NOTIMPL を返します。
IMetaDataDispenserEx::GetCORSystemDirectory メソッド	現在の共通言語ランタイム (CLR: Common Language Runtime) を保持するディレクトリを取得します。このメソッドは、アウトプロセスデバッガで使用する場合のみサポートされます。別のコンポーネントから呼び出された場合、E_NOTIMPL を返します。
IMetaDataDispenserEx::GetOption メソッド	現在のメタデータスコープに対して指定されたオプションの値を取得します。このオプションは、現在のメタデータスコープへの呼び出しの処理方法を制御します。
IMetaDataDispenserEx::OpenScopeOnITypeInfo メソッド	このメソッドは実装されていません。呼び出された場合、E_NOTIMPL を返します。
IMetaDataDispenserEx::SetOption メソッド	指定したオプションを、現在のメタデータスコープの特定の値に設定します。このオプションは、現在のメタデータスコープへの呼び出しの処理方法を制御します。