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演習 2: ワークフロー サービスへのセキュリティ機能の実装

この演習では、CLR に基づく、ロール ベースでクレーム ベースの承認を、「演習 1: 基本ワークフロー サービスの作成」で作成したワークフロー サービスに実装します。この 2 つの承認モデルは連携して、サービスへのアクセスのセキュリティを確保します。

ワークフロー サービスの場合、ロール ベースの承認は、PrincipalPermissionRole プロパティおよび PrincipalPermissionName プロパティに依存します。これらのプロパティは、現在のプリンシパルの ID が現在のアクセス許可で指定された ID と一致することを要求する、内部 PrincipalPermission オブジェクトを作成します。たとえば、特定の操作へのアクセスを、特定の NT アカウント グループに属するユーザーのみに許可することにより、アクセスを制限できます。

クレームは、メッセージに関して行われるアサーションです。これらのアサーションは、メッセージが WCF チャネル パイプラインをたどるときに、生成され、メッセージに保存されます。その後、一連のクレームは、アクティビティで指定された一連の要件と比較されます。要件それぞれに対してクレームが見つかり、正しく比較を行うことができれば、セキュリティ要件が満たされていると見なされます。

このセクションの内容

タスク 1: ワークフロー サービスでのロール ベース承認の有効化

タスク 2: ワークフロー サービスでのクレーム ベース承認の有効化

リファレンス

Claim

ClaimSet

PrincipalPermissionRole

PrincipalPermissionName

PrincipalPermission

OperationValidation

関連項目

Managing Claims and Authorization with the Identity Model

ワークフロー サービスの規範的セキュリティ ガイダンス

関連項目

その他の技術情報

チュートリアル : ワークフロー サービスの作成

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