分離ストアとアプリケーション ドメインおよびアセンブリの証拠間の比較を有効にします。
この型のすべてのメンバの一覧については、INormalizeForIsolatedStorage メンバ を参照してください。
Public Interface INormalizeForIsolatedStorage
[C#]
public interface INormalizeForIsolatedStorage
[C++]
public __gc __interface INormalizeForIsolatedStorage
[JScript]
public interface INormalizeForIsolatedStorage
解説
分離ストレージは、アセンブリに関する証拠を使用して、そのアセンブリを識別し、一意のファイル格納場所を提供します。アセンブリがストアを要求する場合、(読み込み先のホストが提示する) 証拠を処理し、既存のストアを作成するために使用される証拠と比較されます。これにより、新しいストアを作成する必要があるか、そのアセンブリ用に既にストアが存在しているかが確認されます。使用する比較技術によっては、機能に関して等価な証拠でも、シリアル化形式が同じではない場合は、同一と見なされないことがあります。カスタム証拠を実装する場合は、その証拠クラスがこのケースに該当するかどうかを検討し、該当する場合は INormalizeForIsolatedStorage を実装します。このインターフェイスを実装する証拠では、 Normalize メソッドが呼び出され、そのメソッドが返すオブジェクトの正規化コピーに基づいて比較を行います。
実装時の注意: このインターフェイスは、カスタム証拠を実装し、ストアが既に存在しているかどうかを確認する必要がある場合に実装します。大文字小文字を区別する文字列など、一部のインスタンスでの比較には、シリアル化されたオブジェクトを使用できません。たとえば、www.MSN.com は WWW.msn.com と等しく、比較すると true が返されます。 INormalizeForIsolatedStorage オブジェクトを作成するには、 Normalize メソッドを実装する必要があります。
呼び出し時の注意: アセンブリの証拠と既存の分離ストア間で比較を行うには、このインターフェイスのメソッドを呼び出して、インスタンスを正規化します。
必要条件
名前空間: System.IO.IsolatedStorage
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
アセンブリ: Mscorlib (Mscorlib.dll 内)
参照
INormalizeForIsolatedStorage メンバ | System.IO.IsolatedStorage 名前空間