派生クラスでオーバーライドされると、<?name text?> など、名前とテキストの間に空白が入った処理命令を書き込みます。
Public MustOverride Sub WriteProcessingInstruction( _
ByVal name As String, _ ByVal text As String _)
[C#]
public abstract void WriteProcessingInstruction(stringname,stringtext);
[C++]
public: virtual void WriteProcessingInstruction(String* name,String* text) = 0;
[JScript]
public abstract function WriteProcessingInstruction(
name : String,text : String);
パラメータ
- name
処理命令の名前。 - text
処理命令に含めるテキスト。
例外
| 例外の種類 | 条件 |
|---|---|
| ArgumentException | テキストは、非整形式の XML ドキュメントになります。
name が null 参照 (Visual Basic では Nothing) または String.Empty です。 このメソッドは、 WriteStartDocument が呼び出された後、XML 宣言を作成するために使用されます。 |
解説
このメソッドを使用して、 WriteStartDocument ではなく XML 宣言を書き込むことができます。このため、エンコーディング属性が正しく書き込まれない場合があります。たとえば、次の C# コードでは、無効な XML ドキュメントが生成される場合があります。
XmlTextWriter writer = new XmlTextWriter("pi.xml", Encoding.UTF8);
writer.WriteProcessingInstruction("xml", "version='1.0', encoding='UTF-16'");
writer.WriteStartElement("root");
writer.Close();
text が null 参照 (Visual Basic では Nothing) または String.Empty の場合、このメソッドは、<?name?> などのデータの内容を含まない ProcessingInstruction を書き込みます。
使用例
このメソッドの使用例については、 WriteProcessingInstruction (XmlTextWriter クラス) のトピックを参照してください。
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET, Common Language Infrastructure (CLI) Standard