この記事では、REST API を使用して Azure Data Lake Storage Gen1 に対するアカウント管理操作を実行する方法について説明します。 アカウント管理操作には、Data Lake Storage Gen1 アカウントの作成、Data Lake Storage Gen1 アカウントの削除などがあります。REST API を使用して Data Lake Storage Gen1 に対してファイルシステム操作を実行する方法については、REST API を 使用した Data Lake Storage Gen1 に対するファイルシステム操作に関する記事を参照してください。
前提条件
Azure サブスクリプション。 「Azure 無料試用版を入手する」を参照してください。
cURL。 この記事では、cURL を使用して、Data Lake Storage Gen1 アカウントに対して REST API 呼び出しを行う方法を説明します。
Microsoft Entra ID を使用して認証する方法
Microsoft Entra ID を使用した認証方法は 2 つあります。
- アプリケーションのエンドユーザー認証 (対話型) については、「 .NET SDK を使用した Data Lake Storage Gen1 でのエンドユーザー認証」を参照してください。
- アプリケーションのサービス間認証 (非対話型) については、「 .NET SDK を使用した Data Lake Storage Gen1 でのサービス間認証」を参照してください。
Data Lake Storage Gen1 アカウントを作成する
この操作は、 ここで定義されている REST API 呼び出しに基づいています。
次の cURL コマンドを使用します。 <yourstoragegen1name>を Data Lake Storage Gen1 の名前に置き換えます。
curl -i -X PUT -H "Authorization: Bearer <REDACTED>" -H "Content-Type: application/json" https://management.azure.com/subscriptions/{subscription-id}/resourceGroups/{resource-group-name}/providers/Microsoft.DataLakeStore/accounts/<yourstoragegen1name>?api-version=2015-10-01-preview -d@"C:\temp\input.json"
上記のコマンドで、<REDACTED
> を以前に取得した承認トークンに置き換えます。 このコマンドの要求ペイロードは、上記の パラメーターで指定した -d
ファイルに含まれています。 input.json ファイルの内容は、次のスニペットのようになります。
{
"___location": "eastus2",
"tags": {
"department": "finance"
},
"properties": {}
}
Data Lake Storage Gen1 アカウントの削除
この操作は、 ここで定義されている REST API 呼び出しに基づいています。
Data Lake Storage Gen1 アカウントを削除するには、次の cURL コマンドを使用します。 <yourstoragegen1name> を Data Lake Storage Gen1 アカウント名に置き換えます。
curl -i -X DELETE -H "Authorization: Bearer <REDACTED>" https://management.azure.com/subscriptions/{subscription-id}/resourceGroups/{resource-group-name}/providers/Microsoft.DataLakeStore/accounts/<yourstoragegen1name>?api-version=2015-10-01-preview
次のスニペットのような出力が表示されます。
HTTP/1.1 200 OK
...
...