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Host Integration Server での Active Directory の使用方法

ホスト統合サーバーは、Active Directory スキーマにサービスとリソースを登録することで Active Directory を使用します。 Active Directory を使用する利点は次のとおりです。

  • ネットワーク上のクライアント構成とリソースの場所が簡略化されています。

  • SNA Server 4.0 に存在していた 8,000 のスポンサー接続の制限は排除されます。

    ホスト統合サーバー クライアント コンピューターは、スポンサー接続または Active Directory を使用して Host Integration Server コンピューターと通信するように構成する必要があります。 両方を同時に使用するようにクライアント コンピューターを設定することはできません。

    ホスト統合サーバー コンピューターが Active Directory を使用するように構成されている場合は、組織単位 (OU) で動作する必要があります。 これが Active Directory を使用するように構成する最初のホスト統合サーバーである場合は、次の手順を実行する必要があります。

  1. ホスト統合サーバーの OU がまだ存在しない場合は作成します。

  2. ホスト統合サーバーに使用される OU サービス アカウントへの読み取り/書き込みアクセス権を付与します。

  3. リソースの場所に Active Directory を使用するように構成されたデスクトップ ユーザーに読み取りアクセス権を付与します。

  4. ホスト統合サーバー スキーマを含めるには、Active Directory スキーマを拡張する必要があります。

    さらに、SNA サブドメインとホスト統合サーバー固有のコンテナーを含む OU の間で、次の関係を確認する必要があります。

  • 同じ OU 内に複数のホスト統合サーバー コンピューターを存在させることができます。

  • ホスト統合サーバーを含む各 OU は、一意の SNA サブドメインである必要があります。

  • 同じ OU 内に 2 つの異なる SNA サブドメインを存在することはできません。

  • SNA サブドメインは、2 つの OU にまたがって拡張することはできません。

  • OU に複数のホスト統合サーバー コンピューターが含まれている場合は、同じ SNA サブドメインの一部である必要があります。

  • OU の名前と、その OU 内の SNA サブドメインの名前は、同じ名前または異なる名前にすることができます。

参照

Active Directory サービス
Host Integration Server のインストール中に Active Directory を構成する方法
Active Directory の管理