Active Directory へのホスト統合サーバーの参加は、SNA ゲートウェイ サービスとホスト統合サーバー WMI (Windows 管理インストルメンテーション) プロバイダーによって実現されます。
Host Integration Server には、SNA クライアント リソースの場所を提供する 2 つのメカニズムがあります。 1 つは、Host Integration Server との直接通信に基づくスポンサー接続です。 2 つ目は Windows Active Directory を使用します。
SNA サブドメインではなく Active Directory を使用する場合は、Host Integration Server をインストールする前に、Windows ドメイン スキーマに Host Integration Server スキーマを追加する必要があります。
Windows スキーマは、コマンド ライン ユーティリティを実行することによって拡張されます。 次の手順では、ホスト統合サーバー スキーマを Windows ドメイン スキーマに追加します。
Active Directory スキーマを拡張するには
Schema Admins のメンバーであるユーザーとしてログオンしていることを確認します。
インストール メディアの Support\ActiveDir フォルダーから、 Hiserver.schema とコマンド ライン ツールを システムの適切なプロセッサの種類にaddschma.exeコピーします。
管理者権限で起動したコマンド プロンプトから、次のコマンドを実行します。
addschma hiserver.schema
注
Host Integration Server スキーマを正常に追加しなかった場合、Active Directory を使用することはできませんが、SNA サブドメインとスポンサー接続を使用するように Host Integration Server クライアントを構成することはできます。 詳細については、「 Host Integration Server クライアントと SNA 通信」を参照してください。
Active Directory を使用するように Host Integration Server を構成することは、インストール中に実行されます。 [Active Directory クライアントのサポート] を選択し、組織単位 (OU) を入力すると、その OU の ServerResources コンテナーに次のサービスが追加されます。
SNAServer サービス
SNAWMI プロバイダー サービス
SNABase サービス
MngAgent サービス