次の方法で共有


カスタム アダプターの開発

BizTalk Server は、外部システム、アプリケーション、およびエンティティとメッセージを交換するために、アダプターの概念を使用します。 アダプターは、ビジネス エンドとの間でメッセージを転送する COM または .NET Framework コンポーネントです。 さまざまな通信プロトコルを使用して、ファイルシステム、データベース、カスタムビジネスアプリケーションなどのポイントにアクセスします。 BizTalk Server には、さまざまなプロトコルをサポートするネイティブ アダプターが用意されています。 これらには次のものが含まれます。

  • ファイルの場所からのメッセージの送受信をサポートするファイル アダプター

  • EDI、FTP、HTTP、MSMQ、SMTP、POP3、および SOAP プロトコルのアダプター

  • Windows SharePoint Services 用のアダプター

    場合によっては、BizTalk Server でメッセージを特定のカスタム アプリケーションに転送したり、ネイティブ アダプターが存在しないプロトコルを使用したりする必要がある場合があります。 サードパーティ企業は、追加のプロトコルをサポートするためのアダプターを作成しています。 カスタム アダプターの作成を決定する前に、プロトコル用のアダプターがあるかどうかを確認できます。 アダプターと関連ベンダーの一覧については、 https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=47140を参照してください。 通信要件をサポートするアダプターが見つからない場合は、独自のカスタム アダプターを開発できます。

    カスタム アダプターの作成は困難な演習です。 このプロセスを簡略化するために、Microsoft はアダプター フレームワークと呼ばれる基盤を開発しました。 このフレームワークは、BizTalk Server SDK のサンプル アダプター ソース コードと共に開発の基礎として使用できます。

    このセクションのトピックでは、カスタム アダプター開発のヒントと推奨事項について説明します。

このセクションにて

こちらもご覧ください

カスタム コンポーネントの開発