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AI エージェント ツールを外部サービスに接続する

重要

この機能は、パブリック プレビューにあります。

HTTP 要求を使用して 、AI エージェント ツール を Slack、Google Calendar、または API を使用して任意のサービスなどの外部アプリケーションに接続する方法について説明します。 エージェントは、外部に接続されたツールを使用して、タスクの自動化、メッセージの送信、サードパーティプラットフォームからのデータの取得を行うことができます。

必要条件

Unity カタログ関数ツールを作成する

HTTP 接続を作成し、正常に動作することをテストしたら、接続を使用する Unity カタログ関数を作成します。 次の例では、エージェントが Slack にメッセージを投稿するために使用できる Unity カタログ関数ツールを作成します。

CREATE OR REPLACE FUNCTION main.default.slack_post_message(
  text STRING COMMENT 'message content'
)
RETURNS STRING
COMMENT 'Sends a Slack message by passing in the message and returns the response received from the external service.'
RETURN (http_request(
  conn => 'test_sql_slack',
  method => 'POST',
  path => '/api/chat.postMessage',
  json => to_json(named_struct(
    'channel', "C032G2DAH3",
    'text', text
  ))
)).text

CREATE FUNCTION (SQL および Python)」をご覧ください。

エージェント コードでツールを作成する

Python を使用して外部サービスに HTTP 要求を送信するには、 ライブラリの databricks-sdk 関数を使用します。 この関数は、Unity カタログ接続を使用して認証を行うために、外部サービスに HTTP 要求を送信します。

接続オブジェクトにUSE CONNECTION のアクセス許可が必要です。

次の例では、エージェント コード内から外部 HTTP 要求を行います。

from databricks.sdk import WorkspaceClient
from databricks.sdk.service.serving import ExternalFunctionRequestHttpMethod

WorkspaceClient().serving_endpoints.http_request(
  conn="connection_name",
  method=ExternalFunctionRequestHttpMethod.POST,
  path="/api/v1/resource",
  json={"key": "value"},
  headers={"extra_header_key": "extra_header_value"},
)
  • conn: ホスト、ポート、base_path、およびアクセス資格情報を指定する接続オブジェクト。
  • method: 呼び出しを行うために使用される HTTP 要求メソッド。 例: GETPOSTPUTDELETE
  • path: サービス リソースを呼び出す base_path の後に連結するパス。
  • json: リクエストに含めて送信する JSON 本文。
  • headers: 要求ヘッダーを指定するマップ。

ノートブックの例

次のノートブックでは、Slack、OpenAI、Azure AI 検索に接続する AI エージェント ツールを作成する方法を示します。

Slack メッセージング エージェント ツール

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Microsoft Graph API エージェント ツール

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Azure AI Search エージェント ツール

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