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それでは Step (3) です。今度は Windows Vista クライアントか Windows 7 クライアント上での作業です。
元々あるマシンでもいいですし、別のPC上の仮想環境でもいいと思います。
(03) 管理用PC への Hyper-V リモート管理ツールのインストール
・入手
まずはリモート管理ツールを入手する必要があります。
マイクロソフト ダウンロードセンターへ行って入手することになりますが、下記で直接リンクを置きます。
https://www.microsoft.com/japan/downloads
Windows Vista の場合(下記のいずれかの一つあるいはペアが必要です。)
Windows Vista 用の Hyper-V リモート管理更新プログラム (KB952627)
Windows Vista Service Pack 2 管理ツール for Hyper-V 用更新プログラム (KB970203)
Windows Vista for x64-based Systems 用の Hyper-V リモート管理更新プログラム (KB952627)
Windows Vista Service Pack 2 管理ツール for Hyper-V for x64-based Systems 用更新プログラム (KB970203)
Windows 7 の場合
Windows 7 用のリモート サーバー管理ツール
ページの下方でプラットフォーム別にダウンロード可能です。64ビットか32ビットかで判断してダウンロードください。
★双方とも Edition に限定がありますのでよくお読みください。
Tips
なんで Windows Vista 用と Windows 7 用がこのように分かれているか、説明しておきます。そもそも Windows Server をリモート管理するためのツールとして RSAT(Remote Server Administration Tool、2003系では Adminpak という名称だったもの)が用意されています。これらは例えば Active Directory の管理ツールなどを含み、通常サーバー上で行う操作をクライアントでリモート接続して行うための GUI ツール群です。Windows Vista、Windows Server 2008、Hyper-V V1.0の出荷タイミングの関係で Windows Vista 用の RSAT には Hyper-V の管理ツールが含まれていませんでした。故に Hyper-V の管理ツールは別で提供されています。一方 Windows 7 用では RSAT に Hyper-V 管理も含んでいるので RSAT をご利用いただくことになります。
- ダウンロードした .msu ファイルの実行
これらのツールは .msu というファイル形式で提供されており、更新プログラムです。インストールを実行しただけでは実際のセットアップは行われません。Windows の機能として追加されるだけです。
- Hyper-V ツールのインストール
コントロールパネル - プログラムと機能 - Windows の機能の有効化または無効化 を実行します。
リモートサーバー管理ツール というツリーが増えており、役割管理ツール - Hyper-V ツール をチェックします。
インストールを実行します。
ここまでで Step(3) は終了です。
メモ
気の早い方はもう 管理用PC から Microsoft Hyper-V Server 2008 R2 への接続を試されたと思います。エラーで繋がりませんよね?両方 同じ ADドメインに参加している場合にはこの時点でもう繋がります。Workgroup 環境の場合、結構苦労するので、実は私が推奨しているのが、HVRemote.wsf というツールです。
【仮想化】 ワークグループ環境の Hyper-V 環境をリモートから管理(続き)
https://blogs.technet.com/hirookun/archive/2009/02/09/3199000.aspx
こういう投稿を以前に書いたのですが、MSDN Code Gallery に 仮想化機能の開発チームにいる John Howard 氏が作成したツールがあり、それが HVRemote です。バージョンアップを重ねてきているので毎回下記から最新を入手することをお薦めします。
Hyper-V Remote Management Configuration Utility
https://code.msdn.microsoft.com/HVRemote/Release/ProjectReleases.aspx?ReleaseId=3084
仕様が少し変わってきている可能性もあるので一緒に Documentation もダウンロードすることもお薦めしておきます。