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マネージド デバッグ: 推奨されるプロパティ設定

特定のプロパティは、すべてのマネージド デバッグ シナリオで同じ方法で設定する必要があります。

次の表に、推奨されるプロパティ設定を示します。

ここに記載されていない設定は、マネージド プロジェクトの種類によって異なる場合があります。 たとえば、Windows フォーム プロジェクトでは、ASP.NET プロジェクトとは異なる方法で 開始アクション が設定されます。

ビルド (C#) タブまたはコンパイル (Visual Basic) タブの構成プロパティ

プロパティ名 設定
DEBUG 定数を定義する C# と F#: チェック ボックスをオンに設定します。 これにより、アプリケーションで Debug クラスを使用できるようになります。
TRACE 定数を定義する C# と F#: チェック ボックスをオンに設定します。 これにより、アプリケーションで Trace クラスを使用できるようになります。
コード の最適化 C#、F#、Visual Basic: false に設定します。 生成された命令はソース コードに直接対応していないため、最適化されたコードはデバッグが困難です。 最適化されたコードにのみ表示されるバグがプログラムにある場合は、この設定を有効にできますが、[ 逆アセンブル ] ウィンドウに表示されるコードは、コード エディターに表示される内容と一致しない可能性がある最適化されたソースから生成されることに注意してください。 最適化されたコードをデバッグするには、[マイ コードのみ] をオフにする必要があります。 (「 マイ コードのみにステップ実行を制限する」を参照してください)。

詳細については、「 C# デバッグ構成のプロジェクト設定」 または 「Visual Basic デバッグ構成のプロジェクト設定」を参照してください。
出力パス bin\Debug\ に設定します。
高度なコンパイル オプション Visual Basic のみ。 [ 詳細設定 ] をクリックして、次の表に示す詳細プロパティを設定します。

[コンパイラの詳細設定] ダイアログ ボックス

プロパティ名 設定
最適化 を有効にする 前の表の [コードの最適化 ] オプションで指定した理由で false に設定します。
デバッグ情報の生成 コンパイル時に /DEBUG フラグが設定されるようにするには、このチェック ボックスをオンにします。これにより、デバッグを容易にするために必要な情報が生成されます。
DEBUG 定数を定義する このチェック ボックスをオンにすると、アプリケーションで DEBUG クラスを使用できるDebug定数を定義できます。
TRACE 定数を定義する このチェック ボックスをオンにすると、アプリケーションで TRACE クラスを使用できるTrace定数を定義できます。