どんどんカテゴリーが増えてなんか無節操な自覚が芽生えてきましたが、ITプロエバンジェリストという職は開発ツール以外はカバーする普通では考えられないような広くそれでもある程度深くというものなのでお許しいただければと思います。
SOXとか内部統制というようなキーワードが飛び交う中、文字(文章)・数値(数字)のデータだけで企業内のプロセスを整理するのは難しいでしょう。もちろん文字や数値をベースにExcelなどのツールを使ってグラフ化したり、表にするのはもう一般的なことだと思いますが、描画が必要なケースでは皆さんはどうしているのでしょうか。
Officeの各製品はそれぞれ描画機能を備えていますが、やはり描画を主目的として開発された歴史を持つVisioには一日の長があると思っています。それに加え、オブジェクトモデルによる自動化、図形(シェイプ)に持たせることができる付随情報(例えばコンピュータであれば購入先、購入日、購入業者、業者連絡先、備考など)の活用を考えていくと無限に可能性が広がる面白い領域だと改めて思っている今日この頃です。無論 一つのツールで統一する方法というのも利用者のスキルとのバランスでもちろん優れたアプローチだと思いますが、用途に応じて使い分けることができるのであれば効果的と思います。そういう意味では機会があれば是非Visioをお試しください。
私はV3つまりMS製品じゃなかったころからのユーザーなのでOfficeの各製品はコネクターの機能(図を移動しても線が追随していく機能)がなんでないんだろうと思っていた口であり、どうもVisioに対する思い入れは多いのかもしれません。業務フローなんかも前職ではVisioで書いてましたから。図形のサイズを指定しやすかったので狙った通りのサイズでラベルとかを作りやすかったというのもあります。
まあいずれにしても エバンジェリストの広場 でもVisioを取り上げる機会を虎視眈々と狙っています。もし掲載されたら覗いてみてください。