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Windows メディア プレーヤーでサポートされているスクリプト コマンドの使用

[このページに関連付けられている機能である Windows Media Format 11 SDK は、レガシ機能です。 これは、ソース リーダーシンク ライターによって置き換えられます。 ソース リーダーシンク ライターは、Windows 10とWindows 11用に最適化されています。 新しいコードでは、可能であれば、Windows Media Format 11 SDK ではなくソース リーダーシンク ライターを使用することを強くお勧めします。 Microsoft は、従来の API を使用する既存のコードを、可能であれば新しい API を使用するように書き直すよう提案しています。]

Windows Media Format SDK では、スクリプト コマンドの解析と応答をネイティブにサポートしていません。 スクリプト コマンドに関連するすべてのロジックをアプリケーションに含める必要があります。 使用するスクリプトの種類は、アプリケーションでも定義する必要があります。

Windows メディア プレーヤーでサポートされているのと同じスクリプト コマンドを処理するコードを含めることができます。 Windows メディア プレーヤーとの互換性を維持すると、カスタム スクリプト コマンドを埋め込む場合よりもファイルの汎用性が高くなります。

次の表に、Windows メディア プレーヤーでサポートされているスクリプトの種類を示します。

スクリプトの種類 説明
URL プレーヤーは、指定した URL をブラウザーに送信して、ユーザーに表示します。 埋め込みプレーヤー コントロールを使用している場合は、framename 構文を使用して、URL に特定のフレーム参照を&&追加できます。
Filename 再生する別のメディア ファイルへの URL。
キャプション Windows メディア プレーヤーのキャプション領域に表示されるテキスト文字列。 この型は標準の HTML 書式設定をサポートしているため、テキストは必要に応じて書式設定できます。 使用例として、クローズド キャプションがあります。
イベント 発生するイベントの名前。 EVENT 型では、独自の用途のカスタマイズがサポートされています。 プレーヤーが指定したイベントを実行するには、指定したイベントのコードをストリームの Windows Media メタファイルで定義する必要があります。 使用例として、広告の挿入があります。
OPENEVENT このスクリプトは、実際の EVENT の前に置きます。 OPENEVENT を使用すると、EVENT が発生したときにストリーム間の切り替えがシームレスになるように、プレーヤーはコンテンツを事前にバッファー処理できます。
[TEXT] Windows メディア プレーヤーのキャプション領域に表示される TEXT 文字列。 プレーン テキスト、SAMI、または HTML 形式のテキストを指定できます。

 

スクリプト コマンドの使用