TAPI サーバー (TAPISRV) は、ユーザー コンピューター上のテレフォニー データの中央リポジトリです。 このサービス プロセスは、ローカルおよびリモートのテレフォニー リソース、支援されたテレフォニー要求を処理するために登録されたアプリケーション、保留中の非同期機能を追跡し、テレフォニー サービス プロバイダー (TSP) との一貫性のあるインターフェイスも可能にします。 TAPI サーバーと他のコンポーネントの関係とその役割の概要を示す図の詳細については、「Microsoft テレフォニー プログラミング モデル」を参照してください。
Windows Server 2003 オペレーティング システム、Windows XP、および Windows 2000 で実行されているコンピューターの場合、TAPISRV は Svchost.exeのコンテキスト内で実行されます。 Windows NT で実行されているコンピューターの場合は、別のサービス プロセスとして実行されます。 アプリケーションが TAPI DLL をプロセス空間に読み込み、初期化操作を実行すると、DLL によって TAPI サーバーへの RPC リンクが確立されます。 TAPI サーバーは、電話サービス プロバイダー (TP) をプロセス空間に読み込みます。 特定のプロバイダーのデバイスにアクセスするアプリケーションの数に関係なく、特定の TSP のインスタンスは 1 つだけ存在します。