CreateProtocol 関数は、特定のプロトコル パーサーが存在することをネットワーク モニターに通知します。
構文
HPROTOCOL WINAPI CreateProtocol(
_In_ LPSTR ProtocolName,
_In_ LPENTRYPOINTS lpEntryPoints,
_In_ DWORD cbEntryPoints
);
パラメーター
-
ProtocolName [in]
-
パーサーが検出するプロトコルの名前。
-
lpEntryPoints [in]
-
残りのパーサー DLL エントリ ポイントを含む ENTRYPOINTS 構造体。 各エントリ ポイントが参照するエクスポート関数の一覧については、「解説」を参照してください。 エントリ ポイントは、 ENTRYPOINTS 構造体が指定する順序で指定する必要があります。
-
cbEntryPoints [in]
-
ENTRYPOINTS 構造体のサイズ。 Network Monitor には、構造のサイズを指定するために使用できるENTRYPOINTS_SIZEマクロが用意されています。
戻り値
関数が成功した場合、戻り値はプロトコルへのハンドルです。
関数が失敗した場合、戻り値は NULL です。
解説
パーサー DLL は、DllMain の実装中に CreateProtocol を呼び出します。 CreateProtocol 関数は、オペレーティング システムがパーサー DLL を初めて読み込むときに呼び出されます。
lpEntryPoints パラメーターで参照されるエントリ ポイントには、ここに示す順序で指定する必要がある次のエクスポート関数へのポインターが含まれます。
情報 | 参照先 |
---|---|
パーサーとは何か、およびネットワーク モニターで動作する方法。 | パーサー |
DllMain を実装する方法には、 DllMain 内で CreateProtocol を 呼び出す例 が含まれています。 | DllMain の実装 |
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
ヘッダー |
|
ライブラリ |
|
[DLL] |
|