Windows Server 2016 および Windows 10 以降では、各仮想マシン用に標準と運用のチェックポイントのどちらかを選択できます。 新しい仮想マシンでは、既定として運用チェックポイントが使用されます。
運用チェックポイントは、仮想マシンの「ある時点」のイメージであり、後にこれをあらゆる運用ワークロードで完全に復元できます。 これは、保存された状態を利用する代わりに、ゲスト内のバックアップ技術を利用してチェックポイントを作成することで行います。
標準チェックポイントは、実行中の仮想マシンの状態、データ、およびハードウェアの構成をキャプチャします。これは、開発およびテスト シナリオでの使用を目的としています。 標準チェックポイントは、実行中の仮想マシンの特定の状態や条件を再現して、問題のトラブルシューティングを行う場合に役立ちます。
チェックポイントを運用または標準チェックポイントに変更する
Hyper-V マネージャーで、仮想マシンを右クリックし、[設定] をクリックします。
[ 管理 ] セクションで、[ チェックポイント] を選択します。
運用チェックポイントまたは標準チェックポイントのいずれかを選択します。
運用チェックポイントを選択した場合は、運用チェックポイントを取得できない場合にホストが標準チェックポイントを取得するかどうかも指定できます。 このチェックボックスをオフにすると、運用チェックポイントを取得できない場合、チェックポイントは取得されません。
チェックポイント構成ファイルを別の場所に格納する場合は、[ チェックポイント ファイルの場所 ] セクションで変更します。
[ 適用 ] をクリックして変更を保存します。 完了したら、[ OK ] をクリックしてダイアログ ボックスを閉じます。
注意
Active Directory Domain Services ロール (ドメイン コントローラー) または Active Directory Lightweight Directory Services ロールを実行するゲストでのみ、 運用チェックポイント がサポートされます。