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VMConnect を使用 Hyper-V 仮想マシンでローカル リソースを使用する

仮想マシン接続 (VMConnect) を使用すると、コンピューターのローカル リソース (リムーバブル USB フラッシュ ドライブやプリンターなど) を仮想マシンで使用できます。 拡張セッション モードでは、VMConnect ウィンドウのサイズを変更することもできます。 この記事では、ホストを構成し、仮想マシンにローカル リソースへのアクセス権を付与する方法について説明します。

拡張セッション モードと [クリップボードからテキストを入力] は、最新の Windows オペレーティング システムを実行している仮想マシンでのみ使用できます。 ローカル リソースを使用するための要件を参照してください。

Ubuntu を実行する仮想マシンについては、「 Hyper-V VM での Ubuntu 画面解像度の変更」を参照してください。

ローカル リソースを選択する

ローカル リソースには、VMConnect を実行しているコンピューター上のプリンター、クリップボード、およびローカル ドライブが含まれます。 詳細については、「 ローカル リソースを使用するための要件」を参照してください。

ローカル リソースを選択するには:

  1. VMConnect を開きます。

  2. 接続先の仮想マシンを選択します。

  3. [ オプションの表示] を選択します。

    ダイアログ ボックスの左下にある [オプションの表示] を示すスクリーンショット。

  4. [ ローカル リソース] を選択します

    [ローカル リソース] タブを呼び出すスクリーンショット。

  5. [ その他] を選択します。

    [その他] ボタンを呼び出すスクリーンショット。

  6. 仮想マシンで使用するドライブを選択し、[ OK] をクリックします。

    選択できるローカル リソースとドライブを示すスクリーンショット。

  7. この仮想マシンへの今後の接続のために[設定を保存]を選択します

    このオプションを選択するためにチェックボックスを呼び出すスクリーンショット。

  8. [ 接続] を選択します。

Windows ベースのゲスト VM の仮想マシンで共有されているローカル ドライブへのパスは、[リダイレクトされたドライブとフォルダー] の下の [この PC] にあります。 Linux ベースのゲスト VM のパスは 、/home/shared-drives にあります

VMConnect の設定を編集する

Windows PowerShell またはコマンド プロンプトで次のコマンドを実行することで、VMConnect の接続設定を簡単に編集できます。

VMConnect.exe <ServerName> <VMName> /edit

注意

管理者特権のコマンド プロンプトが必要になる場合があります。

ローカル リソースを使用するための要件

仮想マシン上のコンピューターのローカル リソースを使用できるようにするには。

  • Hyper-V ホストでは、 拡張セッション モード ポリシー拡張セッション モード設定が 有効になっている必要があります。

  • VMConnect を使用するコンピューターは、少なくとも Windows 10 または Windows Server 2016 を実行する必要があります。

  • 仮想マシンでリモート デスクトップ サービスが有効になっていて、少なくとも Windows 10 または Windows Server 2016 を実行している必要があります。

VMConnect を実行しているコンピューターと仮想マシンの両方が要件を満たしている場合は、次のすべてのローカル リソースを使用できます (使用可能な場合)。

  • ディスプレイの構成

  • オーディオ

  • プリンター

  • クリップボード (コピーと貼り付け用)

  • スマート カード

  • USB デバイス

  • ドライブ

  • サポートされているプラグ アンド プレイ デバイス

コンピューターのローカル リソースを使用する理由

次のような場合に、コンピューターのローカル リソースを使用できます。

  • 仮想マシンへのネットワーク接続がない状態で仮想マシンをトラブルシューティングする。

  • リモート デスクトップ接続 (RDP) を使ってコピーと貼り付けを行う場合と同じ方法で、仮想マシンとの間でファイルをコピーして貼り付ける。

  • スマート カードを使って仮想マシンにサインインする。

  • 仮想マシンからローカル プリンターで印刷する。

  • USB やサウンド リダイレクトを必要とする開発者向けアプリケーションを RDP を使わずにテストおよびトラブルシューティングする。

関連項目