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refsutil iometrics

refsutil iometrics コマンドを使用すると、ReFS (Resilient File System) ボリュームの入出力 (IO) メトリックを追跡するためのボリュームヒート パラメーターを照会または設定できます。 このツールは、ボリュームのパフォーマンスと使用パターンを監視および管理するのに役立ちます。

構文

refsutil iometrics <drive> <[/q]> | <[/s] [/st <seconds>] [/sp <seconds>] [/sg <number>]>

パラメーター

パラメーター 説明
<drive> E:形式で圧縮するボリュームのドライブ文字を指定します。
/q 現在のボリューム アクティビティの追跡設定を照会します。
/s ボリューム アクティビティの追跡設定を構成します。
/st <seconds> ボリュームが IO アクティビティを追跡する時間を秒単位で指定します。
/sp <seconds> IO メトリックを追跡する頻度を秒単位で指定します。
/sg <number> ボリューム追跡ユニットごとに追跡する期間の数を指定します。

ReFS では、 /st/sp、および /sg の値が適切な範囲内に収まるように適用され、必要に応じてファイルシステムの最小値に調整されます。 これらの値は省略できます。この場合、ReFS では既定の設定が使用されます。 現在の最小値は次のとおりです。

  • /st: 3,600 秒 (1 時間)
  • /sp: 10 秒
  • /sg: 5 つの期間

例示

F: ドライブのボリューム アクティビティ追跡設定に対してクエリを実行するには、次のコマンドを実行します。

refsutil iometrics F: /q

ドライブ F: でボリューム アクティビティの追跡設定を既定値と共に設定するには、次のコマンドを実行します。

refsutil iometrics F: /s

ドライブ F: でボリューム アクティビティの追跡設定を設定するには、IO アクティビティを 604,800 秒または 7 日間追跡するには、次のコマンドを実行します。

refsutil iometrics F: /s /st 604800